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2024/11/15 |  社員ブログ

介護施設はどんなタイプがあるの?

お久しぶりです、豊和開発営業本部の坪田です。
今回のコラムでは、介護施設ってどんなタイプのものがあるかについて記載していきます。
以前、介護施設の種類について書かせていただいたことがありましたが、種類ではなく、介護施設にある3つのタイプについて書いていきます。
それぞれのタイプでどのような内容のものになっているのかが理解できれば、土地活用する際の判断材料になるかと思いますので、よかったら本コラムを読んでいってみてください。

- 目次 -
CONTENTS

1.介護施設は大きく分けて3タイプ

介護施設には大きく分けて3タイプが存在します。
このタイプというのは、その施設を利用するということが大前提で考えてください。

まず1つ目は、介護施設に入所するタイプです。つまり介護施設内に住むといったタイプで、住民票を移すことも可能です。
次に2つ目は、介護施設に短期入所するタイプです。ひとつ目との違いは、短い期間宿泊するといった感じです。1回の利用で30日とか180日というようにルールが決められており、その期間が過ぎるとご自宅に戻るようなタイプです。
最後に3つ目ですが、介護施設に通所するタイプです。こちらについては入所ではなく、ご自宅から通ってもらう、もしくは送迎してもらうような施設になります。
ではどのような施設があり、どのような方が利用しているのか見てみましょう。

2.入所タイプ

先程の項目で記載した通り、入所タイプとは利用者が介護施設に住むタイプになります。
主な施設の種類は、特別養護老人ホームや介護付き有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅や住宅型有料老人ホーム、グループホーム等が挙げられます。最近では2018年に新たにできた制度で介護医療院というものも、このカテゴリーに含まれるようになりました。こういった入所施設の相称して『老人ホーム』と言います。
どういった方が利用されるかというと、介護が必要になりご自宅で生活することが難しい方や、何かあった時のこと、将来のことを考えて今のうちから入っておきたいと言う方が利用されています。
施設の種類によって受け入れられる方、サービス内容、費用等に違いがあります。
入所タイプについては住宅として扱われますので、入所タイプの介護施設で土地活用するとなれば、土地の固都税減免等のメリットがあったり、基本的に24時間スタッフがいる施設となりますので、防犯面向上等のメリットがあります。

3.短期入所タイプ

短期入所タイプについては、短期的に入居して介護や支援を受けられる介護施設です。
主な施設の種類は介護老人保健施設やショートステイ等になります。
介護老人保健施設は入所施設とされる場合もありますが、ショートステイと同様、入居できる期間に限りがある施設となります。
どういった方が利用されているかというと、入院後に自宅ですぐに生活できない方等で自立を目的とした方がケアを受けながら自宅復帰を目指したり、入所施設を探している、特養の順番待ちや自宅介護をされているが介護してくれる方に何かしら理由(冠婚葬祭や介護疲れ、出張や外泊等)がある方等があります。
短期入所タイプも施設の種類によって受け入れられる方、期間、サービス内容、費用等に違いがあります。
短期入所タイプについての土地活用は、建物規模の割に多くの入居者を受け入れられることで運営者の収益効率があがりますので、地主様へ支払われる賃料の安定につながることや提示条件アップの可能性もあります。また、入所タイプ同様24時間スタッフがいる施設となりますので、防犯面向上等のメリットがあります。

4.通所タイプ

通所タイプについては、入所ではなく、ご自宅からの通いや、もしくは自宅までの送迎をしてもらうような介護施設になります。
主な施設の種類はデイサービスやデイケアとなります。
どういった方が利用されるているかというと、ご自宅で一人で出来ないことがある方や、入浴、排泄の介助、昼食の提供、アクティビティといった日常生活上の支援を受けたいという方や、運動不足解消、色々な方と交流したいとういう方も多くいます。
また、通所施設の種類によっては医師が常駐したり、その他理学療法士等がいる施設もありますので、より高度なサービスを受けられる介護施設もあります。
通所タイプも施設の種類によって受け入れられる方、サービス内容、費用等に違いがあります。
通所タイプについての土地活用は、建物規模の割に多くの利用者を受け入れられますので、収益効率があがったり、夜間は施設が閉まり誰もいなくなりますので、周りへの音の問題が起こらない等のメリットがあります。

5.まとめ

今回は介護施設のタイプについて書いてきましたが、3つのタイプや数多くある種類で、自分の土地には何が合うのか、周りの状況を鑑みると、どのような施設が良いのか、競合施設が周りにどの程度あるのか等で分析できることが多くなり、より安定した土地活用を模索することができます。
豊和開発は長年培ったノウハウを駆使して地主様へご提案させていただいておりますが、こういった分析も行なった上でのご提案となります。
もし土地活用で迷われている方が居ましたら、お話しだけでも結構ですので、是非豊和開発へご連絡ください。