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2019/08/01 |  社員ブログ

ロードサイド店舗開発(土地活用)の特徴

 ロードサイド店舗は主に自動車での集客がメインで敷地内に駐車場を設置してお客様を迎え入れます。ロードサイドの「ロード」とは交通量の多い国道などの主要幹線道路や周辺に住宅が多い生活道路のことを指します。ロードサイドに商業施設の展開をはじめたのはアメリカが始まりです。日本でも1980年代頃から、都心部の駅前立地の家賃高騰や郊外に住宅が増えてきたことを理由にコンビニや飲食店、衣料品店などが数多く出店し、にぎわいを見せています。今回はロードサイドの土地にテナント様を誘致するメリット等を紹介させていただきます。

- 目次 -
CONTENTS

1.ロードサイド店舗開発に適する立地

 ロードサイド店舗は自動車での集客がメインになりますので、通勤車や営業車、配送車などが多く通行する国道や主要幹線道路に面していること、主婦層が多く通行する主要生活道路に面していることが必要になります。ただ幹線道路でもトラック等の通行が非常に多い産業道路や日常的に渋滞が多い幹線道路等は出店を見送る傾向がありますので交通量が多ければ良いというわけでもありません。
業種によっても出店する道路に対する考え方が違います。コンビニは、ほぼオールマイティに出店しますが、ドラッグストアは生活道路を優先します。飲食店でも業態によって、道路付けの考え方は違います。ファーストフード店は幹線道路を好みますが、ファミリーレストランや回転寿司店は周辺の人口が多い生活道路を好みます。
あと敷地の大きさや間口の広さ、角地など敷地の要素によって出店するテナント様の内容が変わります。豊和開発株式会社では専門のスタッフが立地・周辺環境などをきっちりと分析しそれに見合うテナント様と土地所有者様へのマッチングを直接提案しております。

2.ロードサイドに出店する主なテナント様の業種

 ロードサイドに出店(店舗開発)する業種としては、
●飲食店
ファミリーレストラン、回転寿司、焼き肉、カフェ、ラーメン、うどん・そば、カレー、定食系、ファーストフード、弁当、ピザ、ベーカリー等
●物販店
スーパー、ホームセンター、家電量販、スポーツ用品、ドラッグストア、コンビニ、衣料品、子供用品、家具、リサイクル用品、レンタルビデオ、書店、100均、 酒屋、メガネ、シューズ、自転車、新車販売、中古車販売、自動車用品、ペット関連等
●サービス店
銀行、携帯電話、温浴施設、フィットネス、葬儀場、ガソリンスタンド、結婚式場、ヘアカット、クリーニング、コインランドリー、レンタカー、学習塾、ネットカフェ、リラクゼーション等
●アミューズメント施設
パチンコ、ゲームセンター、カラオケ、ボーリング 等

このように多種多様な業種、業態がテナントになります。

3.ロードサイド店舗で土地活用するメリット・デメリット

 ロードサイド店舗で土地活用をする場合は賃貸住宅やその他の土地活用に比べた場合、所有者様に高い収益性の提案が可能ですが、活用する場合のメリットとデメリットがあります。ロードサイド店舗で土地活用するには以下、2種類の契約になります。その内容をご紹介します。
1.建設協力金方式(建物賃貸借)
<メリット>
・事業用定期借地権に比べて賃料設定が高い。
<デメリット>
・建設に関わる初期費用負担が必要。
・中途解約の可能性がある。
2.事業用定期借地権方式
<メリット>
・契約終了時に更地で返還される。中途解約時も原則は更地返還。
・初期費用の負担が少ない。
・建物修繕費などが必要ない。
<デメリット>
・地代収入の為、建貸しよりも賃料が低い。

4.まとめ

 ロードサイド店舗での土地活用をコラムにて紹介させていただきました。
 弊社では土地所有者様とテナント様を弊社1社でのワンストップで交渉・提案をしています。専門のスタッフとして、私はこれまで数々の店舗を開発してきました。ぜひ豊和開発株式会社 畑仲にご相談ください。よろしくお願いいたします。最後までお付き合いいただきありがとうございました。
【営業本部 畑仲】