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2022/06/03 |  社員ブログ

壁紙クロスを紹介!

こんにちは!豊和開発株式会社で設計監理部に所属する橋本です。
私は普段、施設の設計・建築に携わる中で内装についてのご提案をさせて頂く事があるのですが、皆さんは壁紙クロスの選定に当たり何を基準に選定されていますか?デザインは勿論、機能性、コスト面などのケースによって色々な基準があるかと思います。使用する場所や用途によって、壁紙クロスの性能に制限がある場合もあります。その為、どんな壁紙クロスでも選定出来るというわけではありません。現在、壁紙クロスは数多くの種類があり、この記事を読まれているような方であれば、一度は壁紙クロスの選定に頭を抱えられた経験があるのではないでしょうか?私自身もメーカー担当者の方に、どの壁紙が適切なのかを相談させていただく事もあります。今回はそんな悩みを少しでも減らそうと、壁紙クロスの種類や、各メーカーについて紹介したいと思います。

- 目次 -
CONTENTS

1.クロスの種類

まず、はじめに壁紙クロスの種類についてです。壁紙クロスと一言でいっても多様な種類があります。大きく分けて、「量産クロス」と「1000番台クロス」の2つの種類があります。「量産クロス」は大量生産されており、価格が安いのが特徴です。材料自体に厚みがあり、下地材の凸凹が目立ちにくいといった利点もあります。ただし、カラークロスや柄クロスのラインナップが少ないという点はデメリットです。「1000番台クロス」はデザイン性や、消臭・抗菌機能や防汚加工といった機能性が豊富です。反面、「量産クロス」よりも価格が高く、物によっては材料は薄い為、施工が下地の影響を受けやすいというデメリットがあります。次に素材の種類ですが、「ビニールクロス」「織物クロス」「紙クロス」「木質系クロス」「無機質系クロス」「オレフィンクロス」などがあります。「ビニールクロス」はビニール素材で出来ておりデザインが多く、一番多く使用されている壁紙クロスです。機能性も数多くあり、防汚性、消臭性、耐久性、耐水性、耐火性などがあります。「織物クロス」は布素材で出来ており、破れにくく、高級感があります。「紙クロス」は紙素材で出来ており、デザインの凝ったものが多く、通気性もあり、音を吸収する効果があります。「木質系クロス」は木やコルク素材で出来ており、木の質感が最適です。「無機質系クロス」は土や石、ガラス繊維素材で出来ており、今では少ない、土壁に近い質感です。「オレフィンクロス」はポリエチレンなどの合成樹脂素材で高い耐久性があり、表面強度も高い為、傷つきにくいというのが特徴です。

2.業界No.1人気のメーカー!

壁紙クロスを販売しているメーカーの中で1番の人気を誇っているメーカーは、「サンゲツ」というメーカーです。壁紙クロスを販売しているメーカーの中で国内シェア率は50%も占めており、業界No.1です。CMも放映しており、皆さんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?国内シェア率No.1というだけあってデザイン性、機能性のある商品を数多く取り揃えており、その数は約5,000点ほどあります。「サンゲツ」はスヌーピー、ムーミンとコラボした壁紙クロスを取り扱っている他、、様々なデザイナーの方ともコラボしており、最近では建築家の隈研吾さんが監修された壁紙クロスがあります。私も「サンゲツ」の壁紙クロスを使用することが多く、ムーミンの壁紙クロスを選定した際は、お施主様に大変喜ばれました。サンゲツのショールームは全国に8カ所(仙台、品川、金沢、名古屋、大阪、広島、福岡、沖縄)にあります。

3.サンゲツ以外のメーカーは?

折角ですので、「サンゲツ」以外のメーカーについても簡単にご紹介させていただきます。
まずは「リリカラ」というメーカーです。「リリカラ」はデザイン性、装飾性が高いのが特徴で中でも伊勢型紙を使用した壁紙クロスはかなりの人気を誇っています。「リリカラ」はミッフィーとコラボした壁紙クロスがあります。次に「シンコール」というメーカーです。次に「シンコール」というメーカーはキャラクターデザインの壁紙クロスが豊富で、リラックマやすみっコぐらし、ウォーリーを探せとコラボしている壁紙クロスを取り扱っています。「ルノン」というメーカーは「空気を洗う壁紙」という消臭効果の高い壁紙クロスが人気です。「トキワ」というメーカーはコットン素材を使用した壁紙クロスが人気で通気性、透湿性により、結露やカビの発生を抑制するものがあります。最後に「東リ」というメーカーは床材が人気を誇っており、壁紙とは少し違いますが、不燃性の腰壁シートを扱っているのは現在は「東リ」しかありません。
各メーカーそれぞれに特色がありますが、基本的な壁紙クロス自体の性能は然程どのメーカーも変わりはありません。求められるデザイン、用途によって、各メーカーの強みを比較しながら選定を行っております。

4.まとめ

壁紙クロスの種類と販売されている各メーカーをさせて頂きました。
壁紙クロスはデザインだけではなく機能性があり、各用途ごとに使用することもあります。例えばトイレなどの匂いが気になるようなところには消臭性を重視したり、水廻りであれば、耐水性のあるものを使用するといったケースです。機能性壁紙クロスもデザインのラインナップは豊富なので、私は機能性を重視して選定することが多いです。最近では新型コロナウイルス感染症が流行し、各内装材のメーカーが抗ウイルス対策用の壁紙クロスも数多く販売しました。機能としてはウイルスを除去するというよりも、壁紙に付着したウイルスや細菌の繁殖を抑制する、不活化させるといった機能です。コストも一般的な1000番クロスと同程度の価格に抑えられています。弊社では老人ホーム、グループホームなどの介護福祉施設や、保育園、幼稚園などの児童福祉施設を主に設計・施工をしている為、運営者様からも感染予防対策を重視したいというお声をよく頂きます。その為こういった抗ウイルス対策効果のある壁紙クロスは運営者様にもオススメしやすく大変喜ばれる事の多い商品です。様々な壁紙クロスのデザイン性、機能性を知っておくだけで、お客様への提案もスムーズに行うことができます。いつでもお客様にとって最もメリットのある提案を行うため、常に最新の素材、商品の情報をリサーチしておく事が設計士としては大切ではないでしょうか。是非、今回の記事も今後の壁紙クロスの選定にお役立ていただけたら幸いです。最後までご愛読頂きありがとうございました。