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2022/12/23 |  社員ブログ

成功とはアイデアの結晶である

こんにちは。社会人になってもうすぐ丸3年が過ぎそうな営業本部所属の黒田です。ありがたいことに、半年ほど前から新卒社員がメンバーの営業チームのリーダーとして、これまでとは違う立ち位置から営業活動に臨ませて頂いております。様々な案件を進捗させていく中で、一人一人お客様の考え方や価値観は異なるため、「これ以上の良い提案はあるのか…。」、「これ以上わかりやすく説明するためには何が必要か…。」、「このお客様は何を重視されているのか…。」など、以前よりも多くのことを考えるようになりました。今回のコラムでは、タイトルにもある通り、成功を収めるために考えること、「アイデア」を生み出すためにはどのようなことをするべきなのかを記載します。

- 目次 -
CONTENTS

1.過去の経験とのリンク

どのような会社でも、営業マンであれば最終的に必要なのは数字、つまり結果です。私がいくら人に好かれようと、いくら喜ばれる提案をしようと、契約が結べなければ営業マンとして数字を作ることが出来なかったという結果になります。最近はリーダーとして、チームが結果を残すために私は何をすべきなのか、様々なことを考えて行動を起こすようになりました。ふと、これまでの人生を振り返ると、過去に同じような経験をしていた事を思い出しました。それは学生時代に打ち込んだサッカーの部活動です。私は所属しているチームでスターティングメンバーに選ばれるためには何をすべきか、試合に勝つためにはどのように練習・勉強をし、どんな戦術でプレイすべきなのか、ということをメンバー同士で主体的に考え、実践していました。仕事と同じようにスポーツでも、試合に勝たなければ、結果を残すことが出来ない、実力の無いチームという評価を受けてしまいます。勝てるチームと勝てないチーム、その差を産み出すのは、個々の能力、チームワーク、練習量など様々上げられるかと思いますが、私が特に大きな差を生み出すと考えているのが「アイデアの有無」です。拮抗する実力を持つチームがぶつかったのに、思いの外一方的な展開になった試合。前評判を覆し、無名のチームが強豪校を破るジャイアントキリング等、スポーツでは時に、戦略次第でチームのまだ見ぬ力が引き出される事があります。数多の不動産営業マンの中で、存在感を発揮して結果を残すには、周囲と一線を画す、この「アイデア」が何より重要だと考えています。

2.ポイントはどこにある?

考えが行き詰まってしまった時は、何か新しいアイデアを生み出さなければ目の前の壁を突破することはできません。アイデアを生み出す、と聞くとハードルが高く感じるかもしれません。実はアイデアを手繰り寄せる考え方というものがあります。またスポーツで例えますが、対戦相手のいる試合で相手に勝つ為に、相手チームを分析する事も欠かせませんでした。相手の弱点、つまり相手が攻められると嫌がるポイントを見つけ出し、的確に攻撃するアイデア=戦略を練るのです。相手がされて嫌なことは、自身のチームが勝つためのポイントでもあるのです。例えば地主様に土地活用の提案をするのであれば、「この提案で地主様が最も懸念している部分はどこだろう?」「どの不安を解決すれば納得してもらえるだろう?」という風に考えてみます。地主様が最も気にしている部分、改善してほしい部分というのは、地主様が契約に踏み切れないと感じている原因でもあるのです。それさえクリアーになれば、理論上は地主様は安心して契約ができる筈です。アイデアを生み出す為の近道は、相手が嫌だと感じるポイントはどこなのか、を探して把握することなのです。

3.アイデアの収納棚を作る

しかし、いくらアイデアを生み出すポイントが見つけれたとしても、毎回同じようなアイデアしか浮かばなければ、臨機応変な対応ができなくなります。どのような場面でも対応できるアイデアを生み出すためには、まず人の真似をしてみることが大切です。例えば、いつも自分では思いもよらなかった意見をくれる人に話を聞いてみる、直属の上司ならどのような考えを持つか、上司の立場になって考えてみるなど、モノを考える時は、その視点や立場を増やしていくことを意識して下さい。そうすることによって、違ったモノの見方やアイデアが増え、こんな時あの先輩こうしていい結果が出ていたな、じゃあ同じようにしてみよう、とこれまでに無かった仕事の仕方ができるようになるはずです。まずは、自分の身近にいる人の真似をして、アイデアの収納棚を作り、様々なやり方から自分のやり方を生み出し続けることが、新たなアイデアが生み出し続ける方法ではないでしょうか。

4.まとめ

今回のコラムでは「成功」に向けて必要なのは、アイデアを生み続けることということを書きました。アイデアを生むためには、やはり常に考えることをやめないという意識をもつことがスタートだと思います。相手の感じていることを考える、それに対してどのような解決策があるのか考える、自分以外の人では、どのようなアイデアを生み出すのだろう、と考える。考えることをやめれば、新たなアイデアが浮かぶことはありません。私は最近、当社の社長と行動をともにすることが多く、社長のアイデアを盗みまねをする機会があります。実際に一度お断りを受けた地主様に対して、地主様が気にしているところは何かを適切に判断し、再度説明を行った上で前向きな印象に変わり、話が進んだ事もありました。お断りされてしまった地主様でもアイデア次第でガラっと結果が変わることもあります。これからも常に新しいアイデアを模索し続け、今後も精進していきたいと思います。最後までお付き合い頂きありがとうございました。