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2019/10/08 |  社員ブログ

建築の構造種別について

建築において構造は骨組みの部分であり、欠かすことのできないものです。今回は代表的な建築の構造種別について記事にしたいと思います。

- 目次 -
CONTENTS

1.代表的な構造の種類

建築の構造種別は様々ありますが、代表的なものとして、「木造(W造)」「鉄骨造(S造)」「鉄筋コンクリート造(RC造)」の3種類があります。
物件の規模や用途、コスト、工期、耐用年数などを踏まえて、構造の種類を選定します。

2.木造(W造)について

英語のWoodの頭文字を取りW造とも言います。木材を組み立てて作ります。木造の中でもいろいろな工法があり、代表的なものに「軸組工法」「ツーバイフォー工法」があります。「軸組工法」は柱や梁、筋交いなどの線で構成されるのに対し、「ツーバイフォー工法」は柱と合板を組み合わせた面で構成されています。「軸組工法」は日本古来から使われてきた馴染み深い工法です。「ツーバイフォー工法」はアメリカで生まれ、現在は世界各国で普及している工法です。
木造は比較的安価で短い工期で建てることができますが、耐火性が低く、規模や用途によっては採用できない場合もあります。また、基本的には柱や梁を短い間隔で設けないといけないなどの制約があり、広い空間を作るなどといったプランニングの自由度は下がります。当社ではデイサービスなどの小規模な福祉施設で採用することが多いです。

3.鉄骨造(S造)について

英語でSteelの頭文字をとりS造とも言います。鉄骨を組み立てて作ります。価格としては木造と鉄筋コンクリート造の中間ですが、木造同様柱や梁の位置などの制約があり、木造と比べて広い空間は作りやすいですが、部材が大きいので柱型や梁型が出てきます。当社では高齢者の方が宿泊されるグループホームやサービス付き高齢者向け住宅、保育所などで採用することが多いです。

4.鉄筋コンクリート造(RC造)について

英語でReinforced Concrete(補強されたコンクリート)の頭文字をとりRC造とも言います。構成としてはコンクリートと鉄筋です。コンクリートは引っ張る力に弱いが圧縮する力に強く、逆に鉄筋は引っ張る力に強いが圧縮する力には弱いという性質があり、お互いの弱いところを補って、強いものにしている構造体です。材料がコンクリートなのでどんな形でも比較的簡単に作ることができ、プランニングの自由度が高いです。耐火、耐震性などに優れる強い建物が作れますが、コストや工期がかかってしまいます。当社では100人程が宿泊できる特別養護老人ホームなど大きな規模の施設で採用したりします。

5.まとめ

工期は工事内容に基づいて決めますが、材料の納期が通例以上にかかってしまったり、東京オリンピックなどの影響を受けて作業員の手配が難しくなったりと、工期の想定というのは難しい部分があります。建築は早く完成することが望まれますし、工期は極力短くしたいところですが、様々な状況を見据えた上で、構造種別の選定や工程の検討が必要になってくるかと思います。私たちもより良いご提案ができるよう、日々情報収集を行っていきたいと思います。
最後までご覧いただき有難うございました。
【設計監理部 奥村】