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2024/03/04 |  社員ブログ

建築と照明

建築設計をする上で欠かせないものの一つにライティングプラン があります。建築基準法や消防法で必要とされる照度を確保するための照明計画や、部屋の用途に適した明るさやランプ色の選定、建物の外観やインテリアの雰囲気をオシャレに演出する為の照明など、目的に応じたライティングプランを考えることも建築設計には不可欠です。ただ明るければいいという訳にはいかず、近年の建築に求められる省エネ性を考慮することも大事な要素です。専門知識を必要とする分野でもありますので、照明メーカー様からアドバイスを頂いたりしながら日々試行錯誤しています。今回は照明器具の種類やそれぞれのもたらす効果など、専門知識のさわり程度のお話ですが紹介させて頂こうと思います。

- 目次 -
CONTENTS

1.照明器具の種類と効果

照明器具にはさまざまな種類があります。それぞれの照明器具は、使用する場所や用途によって分類されます。ここでは一般的な照明器具の種類とその用途を解説します。

 

■メイン照明
シーリングライト: 天井に取り付け、部屋全体を明るく照らすタイプの照明です。リビングや和室、子供部屋、ワンルームなどで使用されます。
シーリングファンライト: ファン機能を備えたメイン照明で、室内の空気を循環させるのに効果的です。
シーリングスポットライト: 特定の物や場所を照らすためのデザイン性のある照明です。
シャンデリア: ゴージャスな印象を出すために使用され、吹き抜けなどの天井が高い空間に適しています。
■間接照明
ペンダントライト: 吊り下げ型の照明で、ダイニングなどの空間にアクセントを加えます。
スポットライト: 特定の範囲を集中的に照らす効果を期待できます。部屋のインテリアやアートに照射するのに適しています。
ダウンライト: 天井に埋め込む小型な照明器具で、圧迫感が少ないです。新築やリノベーション時に設置します。
フロアーライト: 床に置いて使用する間接照明で、寝室や書斎などに配置されます。

2.建築化照明って?

建築化照明は、建築物の一部として天井や壁面に器具を組み込む照明のスタイルです。この手法では、照明器具そのものは見えない状態で光が照らし出され、上質で洗練された空間を演出します。

 

建築化照明の特徴とメリットを見てみましょう。

■光源の見えない優しい明かり
建築化照明は、柔らかく心地よい光を生み出すため、広々とした空間を穏やかに見せる効果があります。高級感のある住まいや上質な空間に適しています。
■壁や天井、床のデザインや素材感が楽しめる
ニッチのある壁やダイナミックな勾配天井、無垢材の床と組み合わせることで、デザインや素材の高級感と陰影を楽しめます。
■リラックス効果と開放感が高まる
ホテルのような上質感やリゾートライクで神秘的な空間に仕上がり、癒し効果をもたらします。間接照明でドラマチックに演出される開放感も魅力です。

 

建築化照明のデメリットと注意点 

■手元を照らすための照明が必要
書き物や読書、細かな作業をする際には、別途手元を照らす照明が必要です。明るさのバランスを考慮しましょう。
■建築設計・加工費用がかかる
壁や天井に設置するため、設計や工事にかかる費用が増えます。コストと仕上がりをバランスよく検討しましょう。
■光の見え方・光源の隠し方が難しい
センスのいい非日常の高級感を実現するために、施工経験豊富な建築会社を選ぶことが重要です。

3.どんな資格がある?

照明に関連する資格はさまざまあります。以下にいくつかの資格を紹介します。

 

■照明士
照明に関する高度な専門知識を有する照明のスペシャリストです。
新しい照明機器の開発や最新の考え方を反映した照明環境の計画・設計を行います。
オフィス、店舗、住宅などさまざまな場所の照明をコンサルティングします。
照明関連企業の従事者だけでなく、設計、インテリア、電気設備関連の企業に従事している方にも人気の資格です。
■照明コンサルタント
照明に関する様々な専門知識を持ち、照明プランを立案し提案する資格です。
照明学会による9ヵ月の通信教育を受けることで取得できます。
照明関連企業での社内キャリアアップや、建築やインテリア業界で快適な住まいづくりを目指す人に役立つ資格です。
■ライティングコーディネーター
電気の基礎からインテリア、エクステリアのライティングコーディネートまで学ぶ資格です。
光が生み出す空間づくりに関わる幅広い知識を身に付け、設計・デザイン・施工などの職種で活用できます。
これらの資格は、照明デザインや照明プランニングに興味を持つ方におすすめです。

4.おしまい

ほんのさわり程度ですが照明に関する内容を纏めさせていだきました。私自身、もともと電気工学の勉強もしていたこともあり、光の見せ方や照明に関する資格に関心を持っていました。今回紹介させて頂いた内容よりもっと深い部分の知識をインプットする事、また光を用いたさまざまな空間を実際に体感することにより、今後の建築設計でインテリア空間や外観の雰囲気づくりに効果的なライティングプランがご提供出来るよう日々精進して参りたいと思います。