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2022/05/27 |  社員ブログ

介護施設の建築工事について~第5部~

こんにちは。建築管理部の沖見です。
さて、今回も引き続き堺市で建築させていただきました「介護施設」の新築工事についてのご紹介です。
第1部(2020年4月10日投稿) 着工~基礎工事
第2部(2020年11月6日投稿) 床組み~上棟
第3部(2021年6月1日投稿) 屋根~設備工事(仕込)
第4部(2021年12月17日投稿) 造作~内装仕上
と今回の第5部(2022年5月27日投稿)まで足掛け2年に渡りご紹介させていただきましたが、本投稿で最終になります。このコラムを投稿するにあたり、毎回第1部から読み返し、構成を確認しているのですが、私自身当時のことを思い出す機会となっており、反省点を振り返ることが出来ました。
私のように建築初心者からこの世界に飛び込んだ方や、これから建築のお仕事を始められる方々に、少しでも参考になるような記事になっておりましたら幸いに存じます。

- 目次 -
CONTENTS

1.設備器具取付

内装仕上が終わりましたら、各設備(電気・機械)の器具付けを行います。
クロスの貼りあがった壁や天井に、エアコン、照明器具、防災器具等を取付していきます。また、外部ではエアコンの室外機やインターホンなども取付します。
便器等の衛生器具については床に配管した排水管に接続していきます。(写真①)防災器具の制御盤や、インターホンのモニター、一部鍵を電気錠にしているため電気錠の制御装置は、建物で働かれるスタッフの方と打ち合わせを行い、操作しやすい位置に取り付けます。今回はスタッフスペースを設けておりましたので、そちらの壁に設置致しました。(写真②)

2.外構工事(ブロック・フェンス・植栽)

建物内部がほぼほぼ完成しましたので、次は外構工事になります。
外構工事にはブロック・フェンス工事、植栽工事、舗装(アスファルト、コンクリート等)工事等があります。まずは、ブロック・フェンス・植栽の工事をご紹介させていただきます。

ブロックを設置するにも、ただ単に並べるだけでは、土圧に耐えられずブロックが倒壊してしまう恐れがあります。そのため、ブロックを設置する為の基礎を設置し、その上にブロックを並べていきます。(写真①) ブロックで囲い植栽帯を作ったり、並べたブロックの上にフェンスを設置し、外部から侵入させないようにする場合もあります。(写真②)植栽は外観に大きく関わってくるアクセントになりますので、設計監理部で建物や周りの雰囲気に合った植栽を選定してもらい、植栽プランを立てていきます。しかし、各行政の開発が絡む工事になりますと、緑地の面積確保や、植樹する樹種、本数等の規定があり、完了後に検査を行わなければならない場合もございます。本工事も検査対象でしたので、工事完了後に堺市役所の立会いの下、検査を実施いたしました。また、果実の成る樹種(レモン、ブルーベリー、みかんなど)をご希望されるお施主様もいらっしゃいます。
そういったことも踏まえ、予算とお施主様のご希望を考慮し樹種や本数、植樹する位置を打合せし、植栽計画を決定していきます。

また、ブロックに施設名称の入った看板を取り付けたりできるので、ブロックはデザイン的にも有効な役割を持ちます。

3.外構工事(アスファルト舗装・コンクリート舗装)

外構工事の最後の仕上げとして、地面を整地し、アスファルトやコンクリートを敷設する、舗装工事があります。工事中多くの機械や人が出入りし、凸凹になった地面を、丁寧に整地し、機械で締め固めていきます。そして、表面の凸凹をなくしていき写真①のように砕石を敷いていきます。その上から場所によって、アスファルト(写真②)や、コンクリート(写真④)を流し込んでいきますが、駐車場などではアスファルト、その他の建物と隣地との境界の間の狭い部分ではコンクリートで仕上げる場合が多いです。写真③のように駐車場に白線を引いて、車止めを設置し、舗装工事が完了となります。
コンクリートで仕上げる場合は、将来的なひび割れ防止策として、鉄筋を入れてその上からコンクリートを流し込んでいきます。
コンクリートの方がアスファルトよりも割高になりますので、建築費全体の予算も考慮し、最適な舗装の仕上方法を決定し、施工していきます。

4.完成検査~引渡

外構の仕上げが完了すれば、工事は各種検査期間となります。役所による検査や、管轄する消防署による検査、建築確認検査機関の検査(写真①)を行います。建築確認検査機関の合格をいただければ「検査済証」をいただきます。この、「検査済証」を取得した日を「竣工日」とさせていただいております。
また、工事の出来栄えや、図面通りに工事が完了しているかの確認を行う為、社内検査、お施主様検査を行います。豊和開発では、お施主様に検査いただく前に、設計監理部や建築管理部の全員で社内検査(写真②)を実施し、手直しが必要な箇所を拾い出ししてからお施主様に検査いただくようにしております。その後、上がってきた手直し箇所を修繕し、無事にお引渡しを終えれば工事完了となります。

以上が、本工事の振り返りとなります。私担当の記事は全5部構成で大変長期になりましたが、書ききれて少し安堵しています。また違う機会には、別の用途の物件に関してもせつめいできればと思います。では、閲覧していただき、ありがとうございました。