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2021/04/30 |  社員ブログ

求職者必見!新卒採用と中途採用の違い

今年も3月から22年卒向けの新卒採用活動を本格的に開始しており、学生の皆さんに説明会や面接官として接しています。その一方で、中途採用も通年行っております。
今回は、企業が採用活動を行う上で、どういう目的で採用活動を行っているのかという観点から、新卒採用と中途採用の違いについてお伝えしたいと思います。

- 目次 -
CONTENTS

1.新卒採用とは

まず、新卒採用とはどういった採用活動なのでしょうか。
新卒採用とは、これまで社員として就業したことのない、学校を卒業する学生を採用するということを指します。
新卒採用は「企業が学生に対して選考を行い、内定を出して、4月に入社する」といった流れが一般的ですが、これは日本独自のものだそうです。
海外では、通年採用(卒業後自分のタイミングで就職活動をする)が一般的であるので、4月入社に向けて一括採用するという日本の新卒採用は特殊だと言えます。
日本の新卒採用は1879年から一部の企業が大学卒の人材を定期的に採用し始めたのが始まりだと言われています。その後、企業による学生の青田買いが横行した為、1998年卒の新卒採用から適用するガイドラインとして経団連から「新規学卒者の採用・選考に関する倫理憲章」が策定されました。
この「倫理憲章」は一定の効果はありましたが、その指針はあくまで経団連が定めたものなので法的拘束力が無い事から、遵守している企業は全体の半分に満たないと言われており、2021年卒の新卒採用から、この指針を廃止することを決定しました。
指針が無くなったことにより、企業による学生の採用活動は通年採用となり、さらに早期化・長期化すると言われていますし、企業間の採用競争は更に激化することが予想されます。
ただ、リクナビやマイナビなどの大手企業のナビサイトは、今年も3月から解禁であったことを考えると、経団連の指針は一部生きていると言えるのかもしれません。

2.新卒採用のメリット・デメリット

では、新卒採用をするメリットやデメリットはどういったことがあるのでしょうか。
まず、メリットは4つ挙げられます。
1つ目は、若手労働力の確保です。長期的に企業を存続させる為には、若手の人材を一定数採用することで、年齢構成をバランスよく保ち、安定した企業経営を実現することにも繋がります。
2つ目は、将来の幹部候補の確保です。中途採用と違い、他社の風土に染まっていない人材を採用することで、イチから企業の風土や価値観に触れ・醸成することができるので、企業にとってはスムーズです。ただし、新卒採用はポテンシャル採用の傾向が強いので、入社早々から幹部候補としての動きは期待しにくいです。
3つ目は、組織の活性化です。フレッシュな新卒者が入社することにより、社内の空気や既存社員に刺激を与えられます。また、新卒には同期がいる為、部署を跨いでの横の繋がりが強化されることも期待できます。
4つ目は、企業文化の継承です。まっさらな状態で入社する新卒者は、自社の理念や文化を受け入れやすく、企業文化を継承する担い手としても期待できます。
続いて、デメリットは3つ挙げられます。
1つ目は、育成するのに時間とコストがかかるということです。前述の通り、ポテンシャル採用の傾向が強い為、戦力化するまでに多くの時間とコストがかかります。
2つ目は、ミスマッチによる早期退職です。採用する学生は正社員としての就業経験が無い為、「いざ働いてみると思っていたのと違った」といった様にミスマッチにより早期退職に繋がる可能性があります。中途採用でも無いとは言えませんが、新卒採用の方がこの傾向が強いと思われます。
3つ目は、人材確保が難しい年があるということです。新卒採用は景気に左右されやすい為、業界や職種によっては、採用が難しい年も出てきます。また、企業側にとっても、新卒採用を継続することが難しい企業も出てきます。そういう意味では、逆に不景気の時にこそ採用しやすい職種・企業もあるかもしれません。

3.中途採用とは

次に、中途採用とはどういった採用活動を指すのでしょうか。
基本的に、過去に1社以上の企業に就業した経験がある人材を、企業が不定期に行う採用活動を指します。対象となる人材は、即戦力となるキャリアを持った方もいれば、第二新卒、正社員経験の無い方、職種・業界未経験の方等、多岐に渡ります。
中途採用する目的は、既存事業の拡大・新規事業への拡大への人員補強、従業員の退職による欠員補充等様々です。
定期的に採用する新卒採用と比べて、必要な時期に必要な人材を採用するという違いがあります。
では、中途採用のメリットとデメリットはどういったことがあるのでしょうか。

4.中途採用のメリット・デメリット

まず、メリットは4つ挙げられます。
1つ目は、実務経験を確認できることです。これまでの職歴を確認することで、ある程度どの様なスキルを持つ人材なのかを判断することができます。それに比べ、新卒採用はどれほど活躍してくれるかは人物を見てのポテンシャル採用となりますので、面接だけで判断するのは中途採用よりも困難かもしれません。
2つ目は、短期間で人材を確保できることです。中には採用が難しい職種もありますが、採用活動が長期にわたる新卒採用に比べると比較的短期間で採用することが出来ます。早ければ、募集から採用決定まで1ヶ月で完了するといったケースもあります。
3つ目は、育成するのに時間やコストを抑えることができます。スキルには個人差はあれど、他社で社会人としての一定のマナーや常識などを備えている為、新卒採用と比べて時間やコストをかけずに活躍して頂きやすいです。
4つ目は、即戦力を確保できることです。同業他社で働いていた方なら早期に戦力化できるでしょうし、新規事業を立ち上げる際に、専門的な知識や技術を持つ人材が社内にいない場合、会社の成長スピードを加速することができます。
続いて、デメリットは3つ挙げられます。
1つ目は、前職のやり方に固執する場合があることです。他社での経験がある分、それを引きずってしまい新しいやり方に中々馴染めないということがあります。
2つ目は、組織に定着しにくい人材かもしれないということです。転職を繰り返している方であれば、すぐに辞めてしまう可能性があります。
3つ目は、人件費(給与)が高いということです。実務経験等も考慮すると新卒者と比べても高くなります。

5.まとめ

企業は、何を目的にするかによって、新卒採用または中途採用という採用活動を行っています。
ですので、求職者側は、企業がどういった背景で人材を求めているのかを理解することで、自分はその企業が求めている人材なのかということが分かるのではないでしょうか。
また、求めている人材が分かれば、自分がアピールすべきポイントも見えてくると思います。
今回ご紹介した内容が、今後の就職活動に役立てていただければ幸いです。
【経営企画部 永井】