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2022/04/30 |  社員ブログ

私がPDCAサイクルを回すまで

こんにちは。豊和開発株式会社経営企画部入社2年目の角野です。
私は入社1年目の際、七転八起して多くのことを学びました。覚えることが多く、自分の弱点を突きつけられ、弱点に向き合うしんどさを知り挫折する悔しさを味わいました。今、この文を読み不安に思った就活生や入社1年目のあなた、心配はいりません。
挫折や悔しさを味わいましたが、逃げずに立ち向かったことで、成長を感じ、成長が目に見えた時の喜びを知り、「もっと成長したい!」と向上心にも繋がりました。
今回は私が1年を通し、成長できたきっかけである実際に行ったPDCAサイクルについてお話します。もしあなたがこれから先壁にぶち当たって悩んだ時、このコラムを思い出していただき、少しでもお役に立てればと思いますので、最後までお付き合い頂けますと幸いです。

- 目次 -
CONTENTS

1.入社3ヶ月の大きな壁

入社3ヶ月の時、私は社会人になり、初めて大きな壁にぶち当たりました。それは「ミスが多い」ことでした。
作成した書類は1回で通ったことは無く、毎回上司から誤字脱字・計算ミス・罫線の種類が違う等々多くの指摘がありました。その大きな壁にぶち当たったことをきっかけに私は「弱点を克服し成長してみせる!」と心に誓いました。しかし、漠然とミスを無くしたいと思っているだけで具体策を講じることができなかったため、その後もミスが無くなることはありませんでした。入社して3ヶ月、覚えることが多く、気持ちも頭の中もいっぱいいっぱいになることが多い時期でした。覚えられないし、ミスは減らないし…とナイーブになっている時に出会ったのがPDCAサイクルでした。

2.入社6ヶ月の悩み

弊社では半年に1回PDCAサイクルを基に振り返りを行っております。私は成長した先にどういう人物になりたいかを考え「将来、信頼される社員になりたい」という目標を明確化しました。その目標を達成する為に「今はまず、ミスを無くそう!その為に念入りにチェックしよう!」と「P(PLAN)」を立てました。
そして「D(DO)」に移行し実践しましたが、あまり効果は無くミスが減ることはありませんでした。よって「C(CHECK)」でなぜ改善されなかったか自身で評価したところ、「期日が迫ってくる焦りから1つ1つ細かくチェックすることが出来ていなかったから」「チェックしてもミスが減ることがなく、イライラと焦りから心に余裕が無くなっていたから」と原因を明確化しました。その上で「A(ACTION)」に移行しました。
また、弊社の場合、PDCAサイクルは自分だけでなく上司と相談しながら回しますので、私はミスが無くならないことを上司に相談したところ、上司も同じ経験があったことを教えて頂きました。上司から「工夫次第で改善できる」とアドバイスや具体的に実践していた解決策を聞き、なくしていた自信も取り戻すことができました。

3.入社9ヶ月の挑戦

半年間のPDCAサイクルで自分の性格である「横着する癖があること」「気持ちに余裕があるかどうかで仕事の質がかわること」を理解しました。これを踏まえて「早めに着手すること」「1つ1つペンで印を付けながらチェックすること」を心掛けるようになりました。
また、「早めに着手」するには今後の業務を把握しなければなりませんので、前もってどの業務をいつまでにしなければならないかを確認することによって、期日を厳守することも身に付けることが出来ました。そして肝心のミスを減らすことが出来ました。
改善策を具体的に明確化することで、実践しやすかったこともあり効果はすぐに表れました。ミスを無くすだけで9カ月もかかった私ですが、成長する為の知識や経験をたくさん得ることが出来たので、有意義な1年を過ごすことが出来ました。
この4月から入社2年目になり、これから後輩が出来た時、同じ壁にぶち当たり悩んでいるときは、私も上司に教えて頂いたように、体験したからこそできるアドバイスや心の支えになれるように、これからもたくさんのことに挑戦し、経験値を増やしていきたいと思います。

4.PDCAサイクルを通じて学んだこと

PDCAサイクルとは、計画を立てて実行し、問題点があればそれを改善していくツールですが、私は視野を広げるツールでもあると実感しました。そして、PDCAサイクルを用いて成長できたことから、2つのことを学びました。
1つ目は挑戦した結果よりも、結果に行きつくまでのプロセスが成長の糧となることです。目標を達成できたかの結果も大事ですが、達成するために経験したことや得た知識こそが今後も役に立ち、自分の視野を広く豊かにしてくれると思います。視野が広くなると言うことは、自分の武器が増えることだと思っております。壁にぶち当たった時の解決策の選択肢が増えたり、後輩にアドバイスを送ることも出来ますので、これからも沢山経験をして成長の糧にしていきます。また、達成するために挑戦することが大事だということも学びました。経験するためには挑戦するしかないので、挑戦する勇気も忘れないようにします。
2つ目は何事も明確化することです。目標・問題点・解決策すべてに欠かせないのは明確化だと思いました。目標・問題点・解決策を明確にすることで「今、何をしなければならないのか」「原因は何か」「どのようにして壁を乗り越えるか」が分かります。また、明確化することで実践に移しやすくもなります。今回の私の問題点も明確化したおかげで、自分の性格・具体的な解決策を知ることができました。「明確化をしたからこそミスを減らすことに直結した。」と言っても過言ではないと思います。
最後に宣伝にはなりますが、弊社は日々挑戦し成長し続ける集団です。我々は、一緒に何事にも挑戦できる仲間を募集しておりますので、我々と挑戦し成長していきませんか?
最後までご覧いただきありがとうございました。