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2022/03/11 |  社員ブログ

新卒就活解禁!企業選びに大切な事とは。

豊和開発株式会社 経営企画部の岩村です。今回は、3月よりついに始まった新卒就活における企業選びについて、お話していきます。「もう説明会に参加する企業は選んでいるよ。」「インターンで出会った会社に決めてるんだ。」そんな声も聞こえてきそうですが、志望している企業のどんな部分に自分は惹かれているのか。今一度見つめ直してみるにはいい機会ではないでしょうか。就活での企業選びは、今後の人生を大きく左右する重要な選択ですので、納得いくまで検討することが重要です。

- 目次 -
CONTENTS

1.そもそも企業って何?

そもそも企業とは何でしょうか?インターネットで検索すると、営利を追求する団体、顧客を創造する事が目的である組織体、など色々と出てきます。一口で企業といってもそのあり方は千差万別、一括りにして語るのは難しいでしょう。しかし、皆さんが就活の中で、これから関わっていく、または既に関わり合っている企業のすべてに共通する点が一つあります。それは、人の集まりからなる”組織”であるという点です。従業員数が1000人を超えようと、10名以下の少人数の”組織”であろうと、そこに人が2人以上集まれば、それは”組織”となります。求人をおこない、求職者を募る企業ももちろん”組織”です。皆さまが、個人で起業しフリーランス(個人事業主)として働く以外は、企業という”組織”に属するという事になります。では、企業を選ぶ上で何が重要になるのかを少し考えてみたいと思います。

2.組織であることの意味と企業カルチャー

働くということはとても大変な事です。働いた対価として報酬を得るには、「その道のプロでなければならない」、「周囲の競合するライバルを抑えて、自社の製品や自分自身がお客様から選ばれなければならない」など多くの条件がついて回ります。その厳しい条件をたった一人でクリアする為には、ゼロからの努力はもちろん、卓越した経験や知識が必要です。それを様々な方針や仕組みづくりで、効率的な業務の体制を整え、顧客に満足を提供し続ける。その為の方法論を確立しているのが企業という組織なのです。一人で「プロ」を目指すのではなく、互いに学び助け合いながら、「プロ集団」であることを目指す。そして社会への独自の価値を提供する事、それが企業のあり方ともいえるでしょう。それを実現するための企業独自の強みとなるのが、競合他社に負けない商品やサービスであり、それらを支えるのが、企業の中で共有する大切な価値観、”経営理念”という企業独自のカルチャーなのです。企業ごとに様々な企業カルチャーが存在しますが、企業に属するなら、その企業カルチャーの中で生きていくことになります。それは入社したアナタが社会人としてその組織で得ていくものや、働く上での価値観に大きく影響をおよぼしていくこととなります。

3.働く理由と自己実現

皆さんは就活をする中で、「こんな社会人になりたい」「こんな夢をかなえたい」といった思いが少なからずあるのではないでしょうか?技術やスキルを身につけて、新しい事業を提案してみたい、いつかは経営者になりたい、単純にお金持ちになりたい、いい暮らしがしたい、などなど色々あると思います。人は皆、自分の思いを叶えるために働く、そんな一面があると私は考えています。自分の夢や目標につながっているからこそ、仕事で大変な事があっても、失敗と成功を積み重ねて、自分の目標を達成して自己実現につなげていける。大変だけど好きだから頑張れる。成功するまで諦めない。そんな働き方が理想的ではないでしょうか。そんな働き方を叶えるためには企業カルチャーがマッチした企業選びというものは大切です。どれだけ、働いている人が知恵を絞り、並外れた努力をしていたとしても、それが企業カルチャーとマッチしていなければ評価はされることはありません。それどころか、企業の理念や方針がわかっていない、とマイナスの評価にすらなり得ます。それに気づき、自分のやり方を変える事が出来ればそれでいいのですが、その人自身の価値観や考え方はそう簡単に変わりません。このように、企業カルチャーのミスマッチは企業にとっても働く人にとってもマイナスに働きます。だからこそ、企業を選ぶ上では、企業カルチャーが自身とマッチしているのか、十分に確かめ必要があるのです。

4.企業のカルチャーを見抜くには?

企業のカルチャーと働く自分の価値観がマッチする事が重要だと先述でお伝えしましたが、現在志望している企業は自分とマッチしている企業だといえるでしょうか?100%自信を持って「マッチしている!」と言える方は、少ないのではないでしょうか。採用担当者が敢えて、企業の弱点をPRする事は中々ありませんし、そもそも採用担当者自身が企業カルチャーに染まっているので、弱点を気付けていない事もあり得ます。それでは、就職活動の中でどのように自分の価値観にマッチした企業を見つければよいのでしょうか。有効なのは、実際に企業の採用担当者と直に接する事はもちろんですが、説明会、面接の場における逆質問です。自ら質問を投げかける事によって、自分が何を大切にしているかを採用担当者に伝える事もできます。例としては、「最も早く昇格した方はどんな方で、どんな成果をあげて来たのか?」という質問であれば、キャリアアップを重視している事をPRできますし自分の考えるキャリアプランが実現できる企業かの判断材料になります。「どのような考え方をする人材が御社では高い評価を受けていますか?」と率直に聞いてみるのも良いでしょう。台本のない逆質問の返答は、採用担当者の生の声が聞けるチャンスです。貴重な機会なので事前準備を怠らず、積極的に活用しましょう。最後になりますが、企業選びは結局のところ、自分自身が納得できる理由付けができるかどうかにあります。どんな環境だろうと納得ずくの選択であれば問題はありません。ただ、長い社会人生活の中で、企業カルチャーに馴染めず、ストレスを抱えて働く事は企業にとっても本人にとっても良くありません。後悔の無いよう積極的に情報収集をしていきましょう!