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2018/12/14 |  社員ブログ

海遊館へ行ってきました

いつもご覧いただきありがとうございます。営業本部の田中です。
数日前の暖かさから一転、ようやく冬らしくなりました。
「師」匠も「走」る「師走」、年末に向け徐々に忙しくなるだろうと年賀状の準備をしながら感じております。

そんな先日、大阪の観光スポットである海遊館へ、実に7年ぶりに行ってまいりました。

- 目次 -
CONTENTS

1.「環境展示」と呼ばれる手法

海遊館は1990年に開館し、現在では来場者数や延べ床面積の広さ等で日本の3本の指の中に入るほど大きな水族館です。館内では目玉の水生動物であるジンベイザメが飼育されている大水槽を中心に、さまざまな海の動物を鑑賞することができます。

 

メインの大水槽は回廊型の通路から360度動物を鑑賞することができ、ジンベイザメが前を横切る瞬間は圧巻の光景です。また、その他の水槽は生息地ごとに水生動物が展示されており、日本から遠く離れた海の中の一瞬を鑑賞することができます。

 

このように、動植物が本来生息している地域ごとに展示する手法は「環境展示」と呼ばれており、最近ではここ海遊館はもちろん、兵庫県の須磨海浜水族園や京都府の京都水族館といった多くの水族館でこの展示手法が見られます。

 

そこで今回は、動物を展示する博物館である水族館や動物園の展示手法についてお話します。

2.様々な展示手法

一般的に水族館や動物園、植物園と呼ばれる施設は、博物館という大きなカテゴリーに含まれています。動物園では「環境展示」のことを「地理学的展示」と呼び、野生動物たちの生活を覗き見ることができます。しかし、狩りなどをする必要がないので本来の動物の姿とは言えず、動物の佇まいなどを見ることがこの展示手法の目的です。

そのデメリットを解消する形で普及し始めたのが「行動展示」と呼ばれる手法で、動物たちの本来の動きを見せる展示手法です。この展示手法で有名であるのは、アザラシを円柱型の水槽で展示するという手法です。

 

アザラシは上下に行ったり来たりするマリンウェイと呼ばれる動きをする動物でありますので、円柱型の水槽の中で飼育することでその動きを鑑賞することができます。

3.展示手法にも目をつけてみる

こういった展示手法を日本で初めに行った博物館は北海道の旭川動物園です。また、先述した地理学的展示で有名なのは大阪の天王寺動物園です。

 

これらの博物館やまた違う水族館、動物園に行かれる際には、こういった展示手法にも目をつけて鑑賞するとまた違った楽しみがあるのではないでしょうか。