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2024/06/14 |  社員ブログ

営業マンとしての思いやり

こんにちは。豊和開発の営業マン、黒田です。
社会人であれば、見た目や行動で「この人は仕事ができそうだな」と思う事が多いのではないでしょうか。仕事に限らず、スポーツでも見た目・動きで「上手そう。」と感じることは多々あります。営業マンというのはお客様と直に接し、自分を売り込み、会社の商品を買ってもらうものです。同じ商品でも営業マンが違えば売れる量は大きく変わります。
私は日々、お客様に対しての思いやりという観点に注目して営業活動をしております。思いやりといっても、できている人からすれば「そんなことはやっていて当たり前」と思う事がほとんどかもしれません。

しかし、その当たり前のことができていないと、悪い目立ち方をしてしまいます。社会人としてのマナーに加え、思いやりについて、今回のコラムで記載していきます。

- 目次 -
CONTENTS

1.思いやりとは?

そもそも思いやりとはどういったものなのでしょうか。私は思いやりの中には、「気遣い」「心遣い」「気配り」「心配り」など、マナーにプラスアルファするポイントであると感じています。

 

「気遣い」…相手に対して気をつかうこと。
「心遣い」…物事がうまくいくように気をつかうこと。
「気配り」…先回りして様々なことに気をつかい、注意を払うこと。
「心配り」…周り(人や物事)のことをよく考え、思いやって動くこと。

 

あらためて言葉の意味を調べてみると、似たような言葉でも少し意味が違うことがわかりました。

しかし、どの言葉も対象は自分ではなく相手であり、思いやりをもって行動するという点にたどり着きます。思いやりのある人は、人を惹きつけるさまざまな魅力があるもので、人の立場や心情に立って配慮したり振る舞ったりすることができます。これは、相手に思いやりを持つ上で非常に大切なポイントです。
例えば、友人が場違いな格好をしていたとします。このとき、その場で、みんなに聞こえるように「場違いですよ」と伝えればあなたは気を遣って教えてあげたつもりでも、相手は恥をかかされたと傷つくかもしれません。

思いやりのある人は、周囲に気付かれないように違うところに行って伝えたり、小声で言ったりして教えてあげます。それが、適切な思いやりというものです。

2.社内での行動

会社でいろいろな業務をしていると、「君は気が利くね」「いつもありがとうね」という言葉を上司や先輩社員から言われたことがある人は多いのではないでしょうか。

気が利く、感謝の言葉をもらうということは、あなたが相手方に対して何か思いやりのある行動をしている証拠です。上司や先輩が準備しようとしていたものをあらかじめ準備しておく、扉を開けようとしている人がいたら、さっと駆け寄り開けて先に入ってもらう、エレベーターに同じタイミングで乗るなら、「何階で降りられますか」と声をかける。後輩であればいたって普通な行動ではありますが、これができるとできないでは大きな差が生まれます。

しかし、やりすぎな行動は相手方に対して悪い印象を与えてしまう場合があります。例えば、あまりにやりすぎた行動をしてしまうと、なんでも任せてしまおうと考える悪い上司や先輩がいるかもしれませんのでご注意ください。社内での思いやりは、回りまわって自分にも返ってくるようなことなので、日頃から思いやりをもった行動をするようにしましょう。

3.お客様に対しての行動

お客様に対しては、社内の方々よりもさらに丁寧な対応が求められます。資料の作り方、話し方など、相手方が見る物については細心の注意が必要です。

私は、お客様が高齢な方であれば、提案資料の字を大きくしたものを作成したり、話すスピードを少し遅くしたりしています。さらに、雨が降っている日であれば、資料を持って帰る際にぬれないよう、封筒やファイルに加え、袋をお渡しするなど、少しでも思いやりをもった対応をするようにしています。
逆の立場になって考えてみるとわかりやすいかもしれません。家を買う、車を買うというシーンになった際、資料がみやすかったり、少しの気配りができる担当者がいれば、その営業マンに任せようかな、という気持ちになるのではないでしょうか。

実際、私が引っ越しをした際、何社かにお見積もりをお願いしたのですが、1社だけ自分のスリッパをもってこられ運ぶものの確認をされていました。そういった小さなことですが、この人はしっかりしているなと印象に残る出来事があったので、私もお客様に対して小さなことからやってみようという気持ちになりました。

4.まとめ

社内、お客様に限らず、友人、家族にも思いやりをもった行動をすることは大切です。私の持論ではありますが、思いやりのある人には思いやりがある人が集まると感じています。より良い職場、より良い社会人になるべく、常日頃から周りをみて、今何をしなければならないのか、何をすればいいのかを考え実行することで、自然と思いやりをもった行動ができる人になっていると思います。

このコラムを読んだ方々が、誰かに対して少しでも優しくできることを願っています。