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2023/05/12 |  社員ブログ

コミュニケーションの大切さ

こんにちは。経営企画部の村井です。
今回知ってほしい内容は『コミュニケーションの大切さ』です。コミュニケーションを取るうえで大切なコミュニティに属している事、またコミュニケーションの第一歩は印象から始まること等、様々な情報を共有していきたいと思います。

- 目次 -
CONTENTS

1.① 社会に出る為に必要な最低限の知識

ご存知ですか?現在新卒の3年以内の離職率は約32%と言われています。
このうち1/4以上が1~6か月以内の超早期離職となっています。
加えて退職者の25%は『人間関係』で退職している現状です。
『良い大学に入ったから大丈夫』『自分の子供は大丈夫』と思い込んでいませんか?
せっかく良い会社に入社したとしてもコミュニケーション力がない場合、すぐに退職してしまうという事も十分に考えられるという事です。
だからこそ今求められているのは社会に出る前にコミュニケーションについて少しでも学ぶという事です。

ではまず『コミュニケーションを取る』よく聞くこの言葉ですが、今までにどこかで内容を習った人はどれくらいいるでしょうか?正直私も誰かに教わった記憶はほとんどありません。

ほとんどの方は社会に出るまでの学生生活などで友達との交流などで自然と学ぶもの、このような方がほとんどではないでしょうか。
ここで書かせていただく社会に出る為の最低限の知識は本当に最低限のものでしかありません。しかしその最低限の事を『知っている』という事が後々大きな違いとなってくるという事です。
一言で言うとここで知ってほしいコミュニケーションは『印象』という事です。
コミュニケーションが印象?と思った方もいると思いますが、コミュニケーションを取る為には最低限印象をよくするという事が必要という事です。
身だしなみをある程度整える事や、挨拶が出来る、笑顔でいる、態度が横柄ではない、言葉づかいが柔らかいなどになります。
社会に出る為に最低限コミュニケーションを取る為には上記5つの事がクリアしているという事が大切になります。

2.② コミュニケーションをうまく取るための方法

コミュニケーションを取る上で非常に大切な考えがあります。それは『コミュニティに属する』という事です。コミュニケーションが取れないから一人でいるという選択をしている子は数多くいます。一人でいることでコミュニケーション能力は養われるでしょうか?もちろんゼロではないと思いますが、やはり人と接してこそコミュニケーション能力養われやすいです。もし一人でいることが多いなと思ったときは、学校や会社だけではない何かのコミュニティ(スポーツや文化などの外部コミュニティ)に属してあげる機会を設けるという事も一案となります。
またコミュニティに関してはこのような考え方もあります。
学校や会社を一つのコミュニティと考え、その中にクラスや部署というコミュニティがあり、その中に友達というコミュニティがあるという事です。大枠ではなく細分化されたコミュニティに入るほどコミュニケーション能力は養われ大枠になればなるほどコミュニケーション能力は養われにくいという事です。自分は今どのコミュニティに属しているのか?これを知ることが非常に重要という事になります。

3.③印象を持つ瞬間

社会に出る為に必要な最低限の知識で少し触れましたが、印象についてお話します。
少し専門的な話になりますが、第1印象を決める上で大切な考え方があります。それは『メラビアンの法則』というものです。簡単に言えば言語・聴覚・視覚の3つの情報から相手を判断しているという考えです。
・言語7%・聴覚38%・視覚55%
影響度で言えば半分以上が見た目での判断という事になります。もちろんその中でも男性と女性とで内容は多少違ってくるとは思いますが、一つの指標とさせていただきます。加えて印象を決める時間についてです。これは諸説ありますが一般的に6~7秒と言われることが多いようです。これを前提に考えると初めて会う人に印象良く感じてもらうには

① 身だしなみを整える      ⇒視覚
② 気持ちの良い挨拶をする    ⇒聴覚
③ 明るい笑顔で         ⇒視覚
④ 横柄な態度ではなく      ⇒視覚
⑤ 正しい言葉づかいを心がける  ⇒言語

人と出会い自己紹介をする際の7秒くらいで上記5項目を心がけるだけで人の印象は大幅に向上します。ただしまだ社会人でもない中高生がこれを恥ずかしがることなく自然に振る舞うのはよほどコミュニケーション能力が高くないとなかなか難しいのではないでしょうか?だからこそ出来るだけ早い段階でコミュニケーションの必要性を学び実践する機会が必要になってくるという事です。

4.④ 社会人を見据えた考え方

ここまで様々なコミュニケーションについての考えをお伝えしてきましたが、コミュニケーションを取るという事の大切さなどが少しでも伝わっていれば幸いです。今までは当たり前にコミュニケーション力について『自然に』学ぶものとして社会に出ることになっていましたが、コミュニケーションが苦手な人が社会に出たときにどうなるかという事です。
良い大学に入る為に必要なもの、それは勉強です。これは必須で学習塾などに通って能力を向上させることはある程度は可能です。しかし全員が一流大学を出て一流企業に入ることは不可能です。その中で社会というコミュニティに入ったときに必要になってくるのがコミュニケーション能力という事です。社会人になった時にコミュニケーション能力が低ければどれだけ苦労するかという事です。加えてコロナ渦ということもあり、さらに人とのコミュニケーションが希薄になってしまっている現在ではより高いコミュニケーション能力が必要となってきます。だからこそ今求められているのはコミュニケーションについて少しでも学ぶという事です。
新卒で入った会社は手厚く業務について教えてくれますが、転職となると求められるのは即戦力です。新卒ほどの手厚い受け入れをしてくれる会社はほとんどありません。だからこそ新卒で入った会社が大切という事になります。せっかく良い会社に入社したとしてもコミュニケーション力がない場合、すぐに退職してしまうという事も十分に考えられるという事です。転職でキャリアアップが出来ればもちろん問題ありませんがもし超早期離職となった場合キャリアアップは望めるでしょうか?恐らく難しいと思います。だからこそ社会に出るまでに最低限のコミュニケーションを『知る』というところからまずは始めてみるというのも必要だなと感じています。