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2024/05/02 |  社員ブログ

読書はじめました~ビジネススキルアップを目指して~

初めまして、もうすぐ中途入社して半年が経つ豊和開発で経理を担当しております村上と申します。
休日には、サブスクで映画を見たりして過ごしていたのですが、今春から読書を始めました。
読書をすることで会話力、文章作成能力、理解力、集中力、語彙力の向上等様々な効果があることは理解されていると思いますが、それだけでなく、思いも寄らない効果があることを知りました。
あらためて読書による効果と、読書がビジネスシーンにどう影響するのか、また、きっと皆さんも経験済の「読書をしている際に、眠気が襲ってきて思わず眠ってしまうという」ことに対して、その理由と、どのような対策があるのかをご紹介したいと思います。

- 目次 -
CONTENTS

1.読書によって期待できる効果

①文章力、語彙力の向上
読書をすることで、上手な言い回しや普段自分が使わないような文章に触れることができ、自然に文章力の向上に繋がります。
また、文章力が上がっていくのと同時に言葉の表現が豊かになるため、自分が伝えたい内容を相手にしっかり伝えることが可能になります。
これから就職活動を行う学生の方であれば、面接の際に語彙力の向上により話す内容や言葉遣いを工夫したりすることができるため、説得力を持たせることができ、面接官に良い印象を与えることができます。

 

②リラックス効果によるストレスの軽減
読書のリラックス効果は科学的に認められており、イギリスのサセックス大学は2009年、読書にはストレス解消効果があるとする研究を発表しました。心拍数や筋肉の緊張状態を計測した結果、ストレスが68%も減少したようです。この数値は音楽、コーヒー、散歩、ストレッチ等のストレス解消法を上回る数値だという事です。
この読書によるストレス軽減効果は、「ビブリオセラピー(読書療法)」として実用化されているところもあり、自分の状態に適した本を読むことで行動を良い方向に変えたり苦痛を減らしたりする効果が期待できます。実際にイギリスでは、2013年に薬の代わりに本が処方されるシステムが認可されています。
一般の方であれば日々の仕事、学生の方であれば、勉強や就職活動をしていると、どうしてもストレスは溜まってしまいます。読書を行うことで知識を広げながらストレスも軽減出来れば一石二鳥ですね。

 

③記憶力、集中力の向上
筋力トレーニングをすることで体を鍛えるように、読書をすることで脳も鍛えることができ、記憶力や集中力の向上が見込めます。読書をするとき、人は書かれたテキストから「心象地図」(心象地図とは心の中に描いた景色。体験や感情、感覚によって生み出される想像上の風景)を作り、この心象地図が読んだ言葉の処理を助け、知識や記憶を思い出すことに役立つようです。また、高齢の男女を対象とした研究でも読書をしている人は、読書をしていない人に比べて、記憶力低下が遅いという結果が出ています。
集中力が高まれば、ケアレスミスを減らすことができ、結果、仕事の効率アップ、成績アップに繋げることができるはずです。
さまざまな良い効果をもたらす読書ですが、なぜか眠くなる時があります。次は、その原因と考えられるものを紹介したいと思います。

2.なぜ眠くなるのか

①単純な作業の繰り返しだから
文字を読むという作業は、文字が書いてある範囲内の情報を目で追っていく単純作業であり、一定時間この作業を続けていると、この作業に身体が慣れてしまいます。すると新しい刺激が入ってこないために眠気が起こりやすくなります。

 

②脳の疲労
文字を読むという作業は、目だけでなく同時に脳も使います。そのため、読み進めていくと脳が疲れてきます。
すると脳が休息を求めて眠気が起こりやすくなります。特に、難しい本を読んでいるときは内容を理解するために一層脳が疲れてしまいます。
また、仕事が終わり自宅に帰ってから本を読もうとしてもすぐ眠くなって読書が進まないのは、既に脳が疲れてしまっているからということが考えられます。
他にも理由はあるのですが、主な要因はこの二点によるものだと考えられます。
では、どのような対策があるのでしょうか。

3.対策としては

①椅子に座って姿勢を正して読む
実は、リラックスしている姿勢で読書をすると、身体と脳は休息状態になってしまいます。眠くならないようにするためには、椅子に座って背筋を伸ばし姿勢を良くすることが大切で、そうすることで適度な緊張感が生まれ、結果、眠気が起こりにくくなります。自宅では難しいという場合には、カフェや電車、図書館、公園など人目がある場所で読むことも効果的です。

 

②音読する
眠気防止には、声を出して音読することも効果的で「文字が書いてある範囲内の情報を目で追っていく」という単純作業に声を出すという作業が加わり、メリハリが生まれます。また、音読は目と耳の両方から情報が入り内容が頭に入りやすいという利点もあるので覚えなければならない参考書等を読むには最適な方法です。実際に声を出すのが難しい場所であれば頭の中で声を出して読むことでも効果があります。

 

③ペース配分
適度なペースで読み進めていくことも、読書中に眠気を感じないようにするために効果があります。読書というものは、脳に刺激を与える行動であり、適度なペースで読むことで脳を活性化させることができます。ただし、速すぎるペースで読んでしまうと脳に刺激が伝わりにくくなってしまい、逆に眠気を感じやすくなってしまいます。
では、適度なペースとは、どんなペースかというと、自分にとって快適なスピードであり、無理に早く読んだり、ゆっくり読んだりする必要はないペースということで、自分が読みやすいスピードでゆっくりと深呼吸しながら読むことが大切です。適度なペースで読み進めることで、読書中に眠気を感じにくくなります。

 

④時間を決めて読む
長時間読書をしていると、徐々に集中力が途切れてきます。特に難しい本を読んでいる時には、脳が内容を理解しようとたくさんのエネルギーを使い疲れてしまい眠くなり、結果、集中できなくなってしまいます。よって、眠気で読書が進まないという場合には、30分から1時間等、時間を区切って読書を進めていきます。この「時間を決めて集中して読むこと」を意識することで、読書中に眠気を感じるという事を防止できます。
以上の点に注意することで、眠気を感じることなく、読書を続けることができるようになりますよ。

4.最後に

読書を行うことにより期待できる効果、読書をする際にどうしてか起こってしまう眠気の原因とその対策を紹介させていただきました。
読書から得られる効果は、ビジネスシーンにおいても、就職活動を行う上でも、とてもプラスになるものだとあらためて認識して頂けたのではないでしょうか。
今は本屋に行かないでもインターネットで本を購入出来るだけではなく、スマートフォンやタブレットで気軽に読める電子書籍もたくさんあるため、自分に合った方法で読書を楽しみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。