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2024/06/21 |  社員ブログ

睡眠の重要性

こんにちは。豊和開発の経営企画部のKと申します。
夜にスマートフォンでSNSをチェックしたり、動画を視聴したり、と夜更かしをしてしまい、寝るのが遅くなってしまったという経験は誰しもがお持ちではないでしょうか。
夜更かしをした翌日は眠たくて仕事のパフォーマンスが下がったり、ついつい居眠りをしてしまったり、マイナスな点ばかりですよね。
実際、日本人の平均睡眠時間が平均睡眠時間は6~7時間未満となっており、世界一睡眠時間が短い国とも言われています。
仕事のパフォーマンス、日中の活動のパフォーマンスを上げるためには睡眠が重要、というのは皆さん理解されていると思いますが、具体的にはどうすればいいのか、何をすればいいのか・・・
そこで、今回は睡眠の重要性について自分なりにまとめてみました。

- 目次 -
CONTENTS

1.睡眠とは

そもそも睡眠にはどんな役割があるのでしょうか。
睡眠には「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」という2種類の眠りがあります。
「レム睡眠」とは、英語でRapid Eye Movement Sleep(REM Sleep)という意味で、眠りが浅い状態の事を言います。「レム睡眠」は、脳が活発に動いている状態で、日中に得た情報の整理や記憶の定着を行っている状態の事です。そして夢を見るのも、レム睡眠中の事だと言われています。

そして、「ノンレム睡眠」とは、レム睡眠とは対照的に脳と体の両方が休んでいる熟睡状態の眠りの事を言います。そして、「ノンレム睡眠」は眠りの深さによって4段階に分類されます。入眠期のうとうとした浅い睡眠(睡眠段階1)から軽い寝息がきかれる軽睡眠期(睡眠段階2)を経て、さらに深くなり中等度睡眠期(睡眠段階3)から最も深い深睡眠期(睡眠段階4)に至ります。

眠りにつくと、睡眠の前半では深いノンレム睡眠がまとめて現れ、以降は浅いノンレム睡眠とレム睡眠が多くなります。朝になるにしたがってレム睡眠が増えて全体に眠りが浅くなっていき、目覚めやすくなっていきます。
この「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」を交互にバランスよく睡眠をとるには、360時間(6時間)~450時間(7時間半)の睡眠時間が必要となります。

2.睡眠の役割

では、睡眠には一体どのような役割があるのでしょうか。
まず睡眠を取る事によって、日中、活動してへとへとになった脳や体を休養させて疲労を回復する働きがあります。また、傷ついた細胞を修復したり、病原体を退治する免疫物質をつくったりと、その日に生じた体内のあらゆる不具合をリセットをする身体のメンテナンスが睡眠中に行われています。
具体的に、例を挙げて役割を紹介すると・・・

 

・不要な物を取り除き、活動中に学習した脳の記憶を整理する
・疲労回復を早める
・免疫力を向上させる
・自律神経にある「交感神経」と「副交感神経」のバランスを整える
・食欲抑制ホルモンを調節し、肥満を予防する

 

上記のように、睡眠には様々な役割があり、身体をリセットをさせる働きがあると言えます。

3.睡眠不足のデメリット

では睡眠不足になると、一体身体にどのような影響を及ぼすのでしょうか。例を挙げてご紹介します。

 

・認知機能の低下(体力・注意力・免疫力・判断力・集中力の低下)
・ストレス増加
・体重増加
・血圧の上昇 など

 

睡眠不足や睡眠の乱れが起こると、糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病やうつ、認知症など、様々な病気のリスクになると考えられています。
更にしっかり睡眠を取らないと、不眠症、睡眠時無呼吸症候群、ナルコレプシー(十分な睡眠が取れているのにも関わらず、日中に耐えることができない眠気に襲われる症状)、周期性四肢運動障害といった健康障害が引き起こされます。
また、休日にまとめて寝て睡眠不足を解消しようとする行為も、体内時計の乱れを引き起こすのでおすすめしません。

 

近頃では、夜遅くまでスマートフォンを使う人が増え、スマートフォンによる睡眠障害が急増しています。スマートフォンから発せられる光によって、脳が日光を浴びたと錯覚し、眠りが浅くなり睡眠障害を引き起こしやすくなります。したがって、就寝2時間前にはスマートフォンをベッドから遠ざけて、身体をリラックスさせる環境を作ることが睡眠不足防止に繋がります。

4.睡眠の質を高めるには

それでは、睡眠の質を高めるにはどのような事をすればいいのでしょうか。いくつか例を挙げてご紹介します。

 

・毎日同じ時間に起きて太陽の光を浴びる
・昼寝をするなら10~20分程度の短い昼寝をする
・寝室の環境を整える
・就寝前にコーヒーや緑茶などのカフェイン摂取を控える
・就寝1~2時間前はブルーライトを浴びない
・1日3食きちんと食べ、定期的に身体を動かす
・ヨガやストレッチを行い、身体をリラックスさせる
・就寝する1~2時間前には入浴を済ませておく

 

睡眠の質が高くなると、夜ぐっすりと眠れるようになり、朝目覚めたときに身体を十分に休められたという感覚があります。また睡眠の質が高いと、日中、活発に動けるようになり、仕事のパフォーマンスが上がることはもちろん、りストレス軽減にも繋がります。

 

仕事のパフォーマンスを上げる、という意味では、近年、「昼寝」を推奨する企業が増えており、当社でも昼休憩中に短い昼寝をしている社員が多くいます。夜の睡眠ももちろん大事ですが、仕事のパフォーマンスを上げる上でのちょっとした工夫ということで、「昼寝」というのも、また有効な手段だと言えます。「昼寝」をすることで、身体や脳の疲労回復を促し、午後からの集中力を高め、活発に動ける助けとなります。
それでも仕事中に眠たくなってしまう時の対策としておすすめなのが、私自身も行っている「紅茶を飲む」「お手洗いに行く」「深呼吸をする」などがあります。

誰しもが、日中のパフォーマンス、仕事のパフォーマンスを上げたい、と思うところだと思います。
まずは、自分の生活習慣を一度見直してみて、できることがないか考えてみてははいかがでしょうか。質の良い睡眠に繋がるヒントがあるかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました。