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2021/07/17 |  社員ブログ

施工管理業務について

こんにちは、豊和開発株式会社 建築管理部の小早川です。
弊社では、土地の有効活用を行っており、自社で提案から設計、施工、アフターフォローに至るまで、トータルでプロデュースしお客様のご要望にお応えしております。
今回は、その中でも私の所属する建築管理部の業務の一つである「施工管理」についてご説明いたします。

施工管理とはどのような業務なのかを簡潔に説明しますと、建築工事全体を管理し、指揮する業務のことです。
仕事内容は多岐に渡り、建築現場の作業員や関連業者など、様々な人と関わりながら工事を円滑に進め、工事スケジュールの遅延や予算オーバー、事故などが発生しないように工事全体をまとめて進捗させる業務を担います。

「管理」する業務内容を大まかに分けたものを「4大管理」といい、「工程管理」、「品質管理」、「原価化管理」、「安全管理」の4つに区分されてます。
この「4大管理」は、建築工事を無事に竣工・引渡させる為の重要項目としてどの工事現場でも意識されています。

次項より「4大管理」についてご説明していきます。

- 目次 -
CONTENTS

1.①工程管理とは

「工程管理」というのは、建築工事の工期内に作業が終わるようにスケジュール管理を行う仕事です。
設計図通りに施工できるよう工法を計画し、作業員の配置や重機の手配などに関して予定を立て、施工開始後はスケジュールに沿って円滑に工事が進むように管理します。
ただスケジュールを調整するだけでなく、各工種の進め方や進捗も管理し、日々予定通りに作業が進んでいるかを確認します。

建築工事は基本的に屋外で行われるため、天候などの外的要因でスケジュール通りに進まないことも珍しくありません。
その際は、作業員や重機を調節し本来のスケジュールからあまり差が生じないように管理します。

建築工事の規模が大きくなるほど作業員や資材・重機の数は増えますので、スケジュール自体が複雑になります。
複雑なスケジュールを管理できるようになるには、作業員や工事業者とのコミュニケーションを密に取ることに加えて、高度な建築知識や実務経験が必要となります。

2.②原価管理とは

「原価管理」は、建築工事にかかる費用を管理していく業務です。
建築工事の場合、人件費や工具代、材料費、その他工事に付随する諸費用を併せたものが原価となります。
人件費、材料費などの原価計算をし、実行予算との差異が生じないように工事の進捗と原価を管理していきます。
進捗状況をよく把握し、予算を超過しないように管理します。

万が一、問題が生じた場合は、その原因を分析し、計画や工程を見直すことで軌道修正を行います。予算を超えると施工会社は勿論、施主様へもご迷惑をお掛けすることになりかねないため、非常に重要な業務です。

3.③品質管理とは

建設工事における「品質管理」とは、完成時の建物の品質があらかじめ設計図・仕様書で指示された品質に達するように管理することです。

設計図通りの品質(例:強度等)を満たしているか、デザインや寸法、材質、機能などを工程ごとに確認、記録します。

具体的には、材料の寸法・強度などの指標が設計図・仕様書で規定された品質を満たすように、材料や仕上げの程度などを決めて施行します。
※その都度設計図を補う詳細な図面を作成することもあります。

そして、実際に建物が完成した際には強度や収まりの仕上げが規定を満たしているかを確認します。
地方自治体によっては品質基準が決められているため、確実にクリアしなければなりません。

対象となる項目の試験を実施し、その試験をクリアすることで、長期的にみても高い品質を維持できるように管理を行います。

4.④安全管理とは

建築現場では、さまざまな危険や事故が伴う場合があります。
ケガや死亡事故など最悪のケースを防ぎ、全ての工事工程が安全に行われるような作業環境を確保する必要があります。それを「安全管理」と言います。
建築現場には複数の業者が関わり、作業の内容も工程が進むにつれて日々変わっていきますので、想定される危険に対し予め対策を行い、現場に出入りする全ての作業員の安全を守るのが安全管理において最重要業務となります。

建築現場で安全管理を行うにあたり、色々な対策が取られています。具体的には

①設備の整備(消火器や手すりの設置、使用機材の点検など)
②作業員の健康管理(書類提出)
③作業員への安全教育(ヒヤリハット周知など)
④安全パトロール(不安全箇所、問題点の発見、是正)

などが挙げられます。
その他、危険予知活動(KYK)や危険予知トレーニング(KYT)等、「その日建築現場で行われる作業内容を確認し、どのような事故が起こり得るか、また事故を防ぐにはどんな点に気を付ければ良いかを話し合う」為の場を設けたりします。

事前にある程度のリスクを想定していれば、危険を回避する為の行動を取りやすくなりますので、各自実践するよう推奨しています。

5.まとめ~施工管理を的確に行うために~

いかがでしたでしょうか?

施工管理の業務は「工程管理」「原価管理」「品質管理」「安全管理」の4大管理を軸とし、建築工事全体を管理していく能力が必要になります。

多数の現場作業員や各協力業者に対し、指示・指導を行い現場を動かしていく必要がありますので、リーダーシップやコミュニケーション能力が重要になります。
また、建築現場では、工事発注者や現場作業員をはじめ、役所関係者や近隣にお住まいの方など多数の関係者と連携をとり、建築工事を進めていくことが大切です。
コミュニケーションを密にとり、良好な人間関係を築いていく事でその建築工事全体の進行も捗りやすくなります。

また、天候や予期せぬトラブルで資材等の不足により、計画通りに進むとは限らないのが建築現場の日常です。

そのため、施工管理者には問題解決能力や判断力、臨機応変に対応する力が求められていると思います。
複数の問題、案件を同時に抱えても優先順位を付けて、スケジュール通り進めていくことが出来る様になる必要もあります。

私自身、今後色々な現場を担当し、様々な経験を積むことと建築関係の知識を蓄えることで、よりスムーズな現場管理・進行を行える様に、日々精進して参ります。

【建築管理部 小早川】