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2019/09/11 |  社員ブログ

豊和開発設計監理部に新卒入社して経験した業務

豊和開発設計監理部に新卒社員として令和元年4月に入社して早くも5ヵ月が過ぎました。
社会人になって日に日に1日過ぎるのが早くなっていくように感じます。
今回は入社直前から今までに携わった業務と、感じたことを簡単に紹介させていただきます。

- 目次 -
CONTENTS

1.3月下旬の入社前研修

豊和開発では、入社前に研修を行っており、各部署の先輩方が講師として様々な内容を直接指導してくれます。

豊和開発には総務・人事・経理の部署である経営企画部、営業本部、医療施設・介護施設・保育施設・商業施設・マンション等の設計監理業務全般を行う設計監理部、建築工事の予算・工程・品質などの管理をする建築管理部の4つの部署があります。

経営企画部からは、お茶の出し方から、名刺交換の仕方、電話対応など、ビジネスマナーを一通り勉強しました。営業本部からは、豊和開発の営業活動の主軸である「土地の有効活用」についてや提案施設の種類・役割について教えていただきました。設計監理部からは、建築設計の流れや設計をするにあたっての必須事項について説明していただきました。建築管理部からは、施工管理の役割や業務内容について説明して頂きました。

また配属部署ごとに講義を受ける時間もあり、私が配属となる設計監理部からは全体で聞いた説明より実践的な設計業務の流れや簡単にCADの操作方法を教えていただきました。設計業務の流れとしては、基本設計から実施設計、確認申請を行い、図面が完成するまでについてです。それぞれ、建物を造るのにあたってのいくつかの規準や施設の利用者や運営者目線でどういった設備が必要なのか、コストとのバランスを見ながら法令を遵守しているかなどのポイントを簡単に説明して頂きました。

入社前に具体的な業務内容を聞いて、社会人になる日が遠くないことを実感していました。入社前研修のレジュメはファイルに保管しているので、今でも分からないことがあった時に見返したりしています。

2.入社式と4月

4月1日に入社式でした。自己紹介とこれから豊和開発で成長できるよう頑張っていくという意気込みを発表したところで、学生生活が終わってしまった寂しさと、社会人生活への不安や期待、また実家を出て一人暮らしを始めたので楽しみな気持ちもありました。

入社式後は新入社員の心得や就業規則などを学ぶオリエンテーションが午前中にありました。午後からは早速設計の実務のお手伝いをさせて頂きました。グループホームという認知症高齢者のための共同生活施設の実施図面を作成していくなかで、作成する際にCAD(建築や自動車、服飾などの設計製図を支援するシステムソフト)を使用するのですが、入社して初めてJwCADというCADを使用しました。大学ではVectorworksというCADを使用していたので、当初は全然JwCADの操作に慣れなくて上司や先輩方に操作方法を教えてもらったり、JwCAD操作の参考書を頂いて、読んだりしたのですが、ちょっとした修正にもすごい時間をかけてしまったり悪戦苦闘していました。

3.そして5月~現在

5月からは、特別養護老人ホームという在宅での生活が困難になった要介護の高齢者が入居できる施設の設計のお手伝いをさせて頂いています。図面を作成していく中で、ようやくJwCADの操作にも慣れてきました。

5月下旬頃からは、建物を建てる際に必要な、土地の開発許可を得る為に市役所に提出しなければならない申請書類の作成について教えてもらいました。最初は何の申請をしなければならないのか説明を聞いても大学では習わなかった用語もたくさん出てきたので全然理解できなかったり、書類の多さに驚いていました。今も引き続き申請書類の作成をしており、分からないことは教えて頂きつつ、建物が建つまでの流れを理解しようと取り組んでいます。

5月から8月は主に特別養護老人ホームの実施図面と申請書類の作成をやらせてもらいながら、お施主様との設計の打合せにも同席させて頂いています。そこでは施設の利用者目線、運営者目線での動線や利便性を考えたりと毎回勉強になっています。
豊和開発では入社してすぐにプロジェクトに携わることができるため、建物が建つまでを流れで覚えることができます。
私もまだまだ分からないことがたくさんありますが、上司や先輩方からたくさんのことを学び、吸収していけるよう頑張ります。

4.最後に

入社前から現在までに私が設計監理部でやってきたこと、感じたことを簡単に紹介させていただきました。
新卒で設計職での就職をお考えの方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

【設計監理部 大谷】