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2025/10/31 |  社員ブログ

総務の魅力とやりがい

こんにちは。中途採用にて入社いたしました、総務担当の原島です。
企業の中で「縁の下の力持ち」と称されることの多い総務部門。総務とは、企業や組織の円滑な運営を支えるバックオフィス部門であり、社員が安心して働ける環境づくりを担っています。
業務内容は多岐にわたり、備品管理、施設整備、社内規定の整備、契約書の管理、社内イベントの企画運営、慶弔対応、健康診断の手配など、他部署が直接扱わない業務を幅広く担当します。また、社員とのコミュニケーションを通じて職場の雰囲気を良くし、働きやすさを向上させることも重要な役割の1つです。華やかな営業とは一線を画し、総務は「縁の下の力持ち」として、組織全体の信頼と効率を支える存在です。
では、そんな総務の仕事にどんなやりがいがあるのか、総務として社員の方の力になれることはどんなことか、今回は、総務業務の魅力とやりがいについて掘り下げてみたいと思います。

- 目次 -
CONTENTS

1.総務事務のやりがい

総務が担う業務には、備品管理や契約書の管理を始め企業活動を円滑に進めるためのあらゆる業務が含まれます。
業務範囲の広さから、時には「何でも屋」と呼ばれることもありますが、それは裏を返せば、総務がいなければ会社が回らないと言えます。いくつかやりがいのポイントをまとめてみました。
〇社員の方々から直接感謝されることがある
・備品管理、オフィス環境の整備、福利厚生の運用などを通じて、社員が快適に働ける環境を整えることで「ありがとう」「助かったよ」といった感謝の言葉を直接もらえることも多く、やりがいにつながります。  
〇業務の幅広さと成長機会
・来客対応、契約書管理、社内イベントの企画、法令対応など、業務範囲が広く、毎日違う仕事に取り組めます。
・多様な業務を通じて、事務力・調整力・コミュニケーション力などが自然と身につきます。
〇会社全体への貢献を実感できる
・総務の仕事は、部署を超えて会社全体に関わるため、企業運営の根幹を支えているという誇りが持てます。
・社内制度の改善や働き方改革など、組織づくりに関わるチャンスもあります。
〇人とのつながりが広がる
・社内の多くの部署と関わるため、人間関係が広がり、信頼される存在になれます。
・社外とのやり取り(来客対応など)もあり、ビジネスマナーや対外的な対応力も磨かれます。
こうした「見えにくいけれど確実に役立っている」仕事に携われることは、総務ならではのやりがいの一つです。

2.総務事務の魅力

総務は、会社全体の動きを把握しながら業務を進める必要があります。業務内容もバラバラで、バランスを取りながら制度や仕組みを整えていくことで、会社の方向性や課題、強みなどを俯瞰的に捉える力が養われます。どのような知識やスキルが磨かれるのか、また魅力についてまとめてみました。
①業務の幅が広く、飽きがこない
備品管理、社内イベント運営、文書作成など多岐にわたる業務を経験でき、日々新鮮な気持ちで働けます。
② 業務効率化の推進
Excelや業務システムを活用して、申請フローや書類管理を効率化。ITスキルや業務設計力が身につきます。
③ 社内イベントや研修の企画運営
社員の交流や成長を支えるイベントを企画することで、企画力・調整力・コミュニケーション力が磨かれます。
④リスク管理・コンプライアンス対応
情報管理や安全衛生など、企業の信頼を守る業務を通じて、責任感と専門知識が深まります。
⑤ 多様な部署との連携
営業・人事・経理などと連携することで、会社全体の仕組みを理解し、視野が広がります。
将来的にマネジメントや、経営に携わる際にも大いに役立ちます。総務での経験は、単なる事務作業にとどまらず、組織運営の根幹に関わるスキルを磨く貴重な機会でもあるのです。
私は前職では物流事務をしていたのですが、物流関係とは全く違う総務業務に最初はとまどいましたが、期日管理をし、業務を効率よく進めること、電話対応などでも、言葉使いに気を付けるなど、様々なことを学ぶことができました。

3.信頼関係を築くことも総務の重要な役割

総務は、社内の多くの部署や社員と関わる機会が多いポジションです。困りごとを相談されたり、協力を求められたりと、日々様々な人と接する中で、信頼関係が築かれていきます。
私は、社員の方々と信頼関係を築いていくことも総務の役割の一つだと考えます。
例えば、社内イベントを企画して「楽しかった」「ありがとう」と言われたとき、あるいは制度改定を通じて「働きやすくなった」と感謝されたときなど、直接的なフィードバックを得られる場面が多くあります。こうした声は、総務としての仕事の成果が目に見える形で表れる瞬間であり、大きな達成感につながります。総務業務を円滑に進めるにあたって社員と信頼関係を築くことは重要ですが信頼関係を築くための基本原則があります。
①無条件の肯定的配慮
相手の存在や価値を否定せず、まずは受け入れる姿勢を持つ
②自己一致(誠実さ)
言動に一貫性を持ち、裏表のない態度で接する
③共感的理解
相手の立場や感情に寄り添い、理解しようとする姿勢
この基本原則にのっとって自分自身も努力していきたいと思います。

4.最後に

総務の仕事は、目立つことは少ないかもしれません。
しかし、企業の土台を支える重要な役割を担っており、その影響力は計り知れません。
人の役に立ちたい、組織を良くしたいという思いを持つ人にとって、総務はまさに理想的なフィールドと言えます。
総務がいるからこそ会社がスムーズに動きます。人との関わりが多く、気配りや柔軟な対応力が活かせる仕事です。会社の「顔」として、外部との窓口になることもあり、やりがいと成長のチャンスが詰まっています。
社員の方が困っていたら手を差し伸べる、業務が効率よくなるように裏で支える。
こういった、地道な努力が確かな成果につながる、そんなやりがいに満ちた仕事です。みなさんもこのコラムを読んで少しでも総務のお仕事に興味を持って頂けたら嬉しいです。