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2021/07/27 |  社員ブログ

かつて日本に存在した伝説の不動産不敗神話

今では少し考えられない、
1980年代後半から、1990年代初頭
バブル時代と呼ばれたに日本に本当にあったお話です。

- 目次 -
CONTENTS

1.不動産不敗神話

 こんにちは。豊和開発株式会社 営業本部の岩村です。
突然ですが、不動産不敗神話という話を聞いたことはおありでしょうか?
 この不動産不敗神話とは、日本の土地の価値(地価)は必ず上がり続け、下がる事は決してないという考え方の事です。
 この不敗神話が広まったのは、1980年後半。アメリカは自国で起きた高インフレを抑制するために、金融の引締めを行いそれに伴ってアメリカドルの金利は当時20%を超え、ドルの為替相場が高めに推移したことで、世界各国の投機マネー(利益を得るために投入されるお金)はアメリカに集中しました。
それによりアメリカは、輸出減少と輸入拡大により大幅な貿易赤字を抱えることになりました。
 高騰したアメリカドルを是正し、為替レートを安定化させるために、アメリカ・西ドイツ・イギリス・フランス・日本の5カ国で協調介入し結ばれた『プラザ合意』がきっかけといわれています。(諸説あり)
この『プラザ合意』によって、合意の目的であった高騰したアメリカドルの為替レートを下げることに成功し、日本での為替レートは円高ドル安となりました。
 しかし、この円高ドル安勢いは留まらず、当時$1=250円あったドル価値は半分の120円台にまで下落し、それにより日本の輸出は減少し景気が悪くなってしまいました。
そこで日本は低金利政策を用いて景気回復をはかり見事景気回復をなしとげることとなりました。
しかし、、、

2.不動産売買の流行

景気回復のために行った低金利政策に乗じて、銀行からお金を借りて土地を購入し、購入した土地を担保にさらにお金を借りて土地を購入するといった企業が増え、日本の地価はどんどん高騰していきいわゆる『バブル時代』へと突入していくこととなります。
このバブル時代には株価や地価が高騰を続け、それにより日本は好景気が続くことになり、マスコミもメディアで地価高騰による不動産売買の旨味を過剰に伝え、一般人も不動産売買に興味を持つようになり不動産売買ブームが訪れることで不動産不敗神話は瞬く間に広まることとなったのです。

3.驚くべき当時の日本の地価

一般人をも巻き込み起こったこのバブル時代の不動産売買ブームは留まることを知らず、日本の地価はドンドン上昇していきます。
なんとその価格というのが、、、
東京の山手線内側の土地価格の合計額で当時のアメリカ全土を購入する事ができるといったとんでもない金額にまで上昇していったのです。
 不動産不敗神話の根源である『地価が下がる事は決してない』 『土地を所有すれば損はしない』 という考え方は、土地を購入する企業や一般人だけでなく、お金を貸す側の金融機関にも広まっており銀行も担保に土地があればドンドン融資をしていきます。
 この当時の不動産売買ブームは、土地活用よりも転売で売却益を得る事(キャピタルゲイン)が主流になっており、それを目的として無茶な地上げなどが社会問題ともなっていました。

4.バブル崩壊で訪れる地価の下落と土地活用の変貌

 そして、そのバブル景気もついには崩壊を始めます。
 そのきっかけとなったのは、前述の地上げなどの社会問題対策や、旧大蔵省(現在の財務省)が、金融機関へ土地購入に対しての融資を制限(総量規制)する行政指導を実施したことによります。
この総量規制によって、株価や地価は急激に下落していき、バブル景気は終わりを迎えます。
 バブル崩壊が始まり、地価が下がっていく中多くの土地所有者は不動産不敗神話という考え方が根強く残っており『待っていればまたすぐ上がるだろう。』『地価は下がらないから』と下がり続ける地価に対し、売却するタイミングを見失い、土地を担保に借りた融資の返済が滞り、担保の土地は取り上げられ、その土地を購入した返済も滞り、また担保を取り上げられと、、、結果巨額の負債を抱えてしまうこととなり、当時信じられていた不動産不敗神話はバブル崩壊と同時に消えてしまいました。
 この不動産不敗神話が起こったバブル時代の地価の高騰は、様々な要因が重なり起こった事であり、これから先の未来でまた同じ様な地価の高騰が起こるということは考えにくく、可能性としてもかなり低いと思われます。
 
 不動産不敗神話が崩壊してしまった、これから先の未来で土地を所有している方達の主流は、過去の教訓を活かし長期の安定した収入による投資へと変わりつつあり、それは当社が最も得意とする介護・福祉の土地活用であります。
今後の選択肢に含める、後学のためでも構いません。
是非一度、お会いして介護・福祉の土地活用とはどんなものなのか、ご案内させていただく機会をいただければ幸いでございます。
その際は、是非岩村までお気軽にお問い合わせ下さい!
よろしくお願いいたします。