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2026/03/21 |  社員ブログ

建築物の土台となる基礎工事について

どんな建築物でも共通して存在する部位が存在します。それは「基礎」です。
建築物の「基礎」は、建物の重量を地盤に伝え、沈下や地震に耐える重要な土台のことです。
本コラムでは、弊社で一番多く建築してる「木造建築物」の基礎についてご説明させていただきます。
木造建築物には、ベタ基礎(床下全面)や布基礎(壁下)が用いられ、地盤調査の結果に基づき設計された安全な基礎が施工されます。地盤改良、根切り(掘削)、砕石、捨コン、配筋、型枠、基礎コンクリート打設、養生を経て、建物の耐久性・安全性を確保します。

- 目次 -
CONTENTS

1.地盤改良について

建築を行う際は、必ず地盤調査を実施し、その土地の地盤の強度に合わせた建物基礎の検討を行います。現在、弊社では木造建築物の場合、SWS(スクリューウェイト貫入試験)という方法で、地盤調査を行っております。SWS(スクリューウエイト貫入試験)は、木造建築物の地盤調査で最も普及している手法で、鉄の棒(ロッド)を地面に突き刺し、硬さを測る試験です。2020年に「スウェーデン式サウンディング試験」から名称変更され、略称はそのまま使用されています。主に10mまでの地盤強度や、砂質土か粘性土かを判定するのに使用されます。
SWSの結果により、基礎の形状や地盤改良が必要か検討します。
地盤改良とは、軟弱な地盤を強化して不同沈下を防ぐ重要な工事で、地盤の状態に応じて深さに応じて「表層改良」「柱状改良」「鋼管杭(小口径鋼管杭)」などが選ばれます。
もしくは、地盤が強固で、地盤改良が必要ないと判断された場合は、地盤をそのままの状態で基礎を施工する場合もあります。
表層改良とは基礎下2m程度の浅い軟弱地盤に、セメント系固化材を混合・撹拌して転圧し、強度を高める地盤改良工法です。主に、切土と盛土にまたがる土地や、表層が柔らかい場合に行われる安価で工期が短い(1〜2日)手法です。
柱状改良は、軟弱な地盤(深さ2〜8m程度)において、セメントミルクと地盤の土を攪拌・混合し、円柱状の強固な補強体を造って建物を支える地盤改良工法です。主に小・中規模の建築物で採用され、振動・騒音が少なく、砂質・粘性土に対応可能です。
木造建築における鋼管杭(小口径鋼管杭)は、軟弱地盤や深い支持層に対応する信頼性の高い基礎補強法です。狭小地でも施工可能で、無振動・低騒音、残土が出ない環境配慮型が主流です。耐震・耐久性に優れ、将来の撤去・再利用も可能ですが、柱状改良に比べ費用が高価になりがちです。
これらの工法の内、安全性を担保したうえ、経済性も考慮し、構造設計者の判断により、地盤改良の種類について決定していきます。

2.根切り~砕石~捨コン

捨コンが完了すれば、墨出しを行います。墨出しとは、捨てコンクリート上に建物の通り芯や壁・柱の位置を正確に記す重要な工程です
その墨出しを頼りに、配筋工事を行います。配筋とは、基礎の骨組みとなる鉄筋を正確に配置し、耐震性を左右する最重要工程です。配筋図に基づき鉄筋を格子状に組み、スペーサーでかぶり厚を確保し、床下の人通口や各設備配管のスリーブ位置などの補強も実施します。また、配筋工事が完了すれば、配筋図通りに施工されているか、配筋検査を行います。
また、配筋工事と並行、もしくはその前後で型枠工事を行います。型枠は、コンクリート基礎を形成するために木材や合板で「型(容器)」を組み立てる工事です。正確な位置に強固な枠を組み、コンクリートを流し込んで固めた後、解体して頑丈な基礎を完成させる、建物の安全性を支える極めて重要な工程です。
型枠が組上がれば基礎コンクリートを打設していきます。
一般的には、まず基礎のベース部分を打設し、その後立ち上がり部分を分けて打設する工法が主流ですが、立ち上がりとベースを同時に打つ「一体打ち」を行う場合もあります。一体打ちは継ぎ目がないため強度や防水性に優れていますが、型枠の組み方が通常と違う為、あまり行われません。
また、コンクリートの打設中は、締め固め(バイブレーター)を行い、コンクリート内の空気を抜き、高密度に充填する必要があります。
コンクリートの打設が完了すれば、乾燥や低温によるひび割れを防ぐため、十分な養生期間を設ける必要があります。
養生完了後、型枠を解体し、ようやく基礎工事が完了となります。

3.配筋~型枠~基礎コンクリート打設

捨コンが完了すれば、墨出しを行います。墨出しとは、捨てコンクリート上に建物の通り芯や壁・柱の位置を正確に記す重要な工程です
その墨出しを頼りに、配筋工事を行います。配筋とは、基礎の骨組みとなる鉄筋を正確に配置し、耐震性を左右する最重要工程です。配筋図に基づき鉄筋を格子状に組み、スペーサーでかぶり厚を確保し、床下の人通口や各設備配管のスリーブ位置などの補強も実施します。また、配筋工事が完了すれば、配筋図通りに施工されているか、配筋検査を行います。
また、配筋工事と並行、もしくはその前後で型枠工事を行います。型枠は、コンクリート基礎を形成するために木材や合板で「型(容器)」を組み立てる工事です。正確な位置に強固な枠を組み、コンクリートを流し込んで固めた後、解体して頑丈な基礎を完成させる、建物の安全性を支える極めて重要な工程です。
型枠が組上がれば基礎コンクリートを打設していきます。
一般的には、まず基礎のベース部分を打設し、その後立ち上がり部分を分けて打設する工法が主流ですが、立ち上がりとベースを同時に打つ「一体打ち」を行う場合もあります。一体打ちは継ぎ目がないため強度や防水性に優れていますが、型枠の組み方が通常と違う為、あまり行われません。
また、コンクリートの打設中は、締め固め(バイブレーター)を行い、コンクリート内の空気を抜き、高密度に充填する必要があります。
コンクリートの打設が完了すれば、乾燥や低温によるひび割れを防ぐため、十分な養生期間を設ける必要があります。
養生完了後、型枠を解体し、ようやく基礎工事が完了となります。

4.まとめ

以上が基礎工事の説明となります。
繰り返しになりますが、基礎工事は建築物と地盤を繋ぐ重要な役割があり、建築工事の最初の工程にして、最重要工程でもあります。
建築管理部として、施工管理を行う上でも、確認事項の多い工程になります。今後も弊社の建築する建物が安全・安心できる建物になるよう、基礎工事の段階から品質確保を意識した仕事をしていきます。