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2026/03/13 |  社員ブログ

超売手市場でのキャリア戦略

 営業本部の田宮です。
 3月1日、いよいよ27卒新卒の学生の皆さんの就職活動が、本格的に解禁されました。今回私は4年制大学並びに専門学校合わせて16校のキャリアセンターに赴き、いろいろと伺ったお話の中から、超売手市場に潜む、隠れたリスク等も踏まえ、超売手市場でのキャリア戦略について、あくまでも、私個人の主観でのお話ですがまとめてみましたので、就活生の皆さんに参考にして頂ければと思います。

- 目次 -
CONTENTS

1.「狭き門」は変わらない

 キャリアセンターの方に、学生が就活の軸にしているモノは何かと問うと「給与」「年間休日」「職場環境」、そして「やりがい」だと返ってきます。超売手市場では、企業は初任給を上げ、福利厚生をアピールして人材を確保しようと躍起になっています。
 学生の皆さんは3回生の夏季休暇頃からインターンシップに参加し、その年の年内に内々定を取りながら、1、2月も就活イベントに参加し、3月1日の解禁後、一気に選考を受けはじめ、複数社の内定を取った後、10月1日の内定式に向け、5月から9月に掛けて、じっくりと考えて内定承諾をするという傾向にあり、年内の内々定は「保険」、1、2月のイベント参加は「練習」、3月からが「本番」という学生も少なくないようです。キャリアセンターの皆さんは声を揃えて「動き出しが早く、決定が遅くなっている」と言います。長期化している背景には、このような状況下でも人気企業、大手企業での内定獲得が「狭き門」である事には変わらず、内定は取れても「第一志望」には受からず、跳ね上がった待遇(条件)を捨てきれない中で、情報の多さから、学生がなかなか方向性を決められずにいるのではないかとの事でした。26年卒でも全体の5%程度の学生が、あれこれ迷っている内に機会を逃し、卒業前の2月になっても、求職活動を続けているそうです。

2.ミスマッチというリスク

 超売手市場においては、学生の皆さんは内定を取りやすくはなっていますが、選択肢が多いからこそ、仕事内容や社風の理解が浅くなり、「なんとなく」選んだ会社で、ミスマッチが起きやすい状況でもあります。つまり超売手市場では、内定数ではなく、「マッチングの質」が問われるという事です。「ミスマッチ」の中で就職し、特段スキルを身に付けることなく、数年で退職。いざ転職しようとした時に苦戦する可能性があります。
 現在、新卒採用の軸になっているのが、インターンシップです。多くの企業が早期にインターンシップ経由で、優秀な層の囲い込みを図ります。インターンシップは単なる職業体験ではなく、早期選考の入口という事です。
 またどちらの学校においても、主に卒業年度の前年の夏~冬にかけてのインターンシップやオープンカンパニーへの参加を奨励しており、ここでの企業研究が、就活の重要ポイントになっています。これは、会社説明会やインターネット等の媒体から得られる表向きの情報ではなく、座談会やインターンシップを通じて「現場のリアルな働き方」や「どのような社員が評価されているか」等を把握する事が、ミスマッチを防ぐ、最大の防衛策と言えるからです。

3.エージェントVSキャリアセンター

 27年卒業見込み数が1,000人に及ばない学校でさえ、15,000件の求人票が届く中で、なかなか自分に合った仕事(企業)を見つけられない、情報が多すぎて、整理できないと言った学生達が、キャリアセンターに代わって利用しているのが人材紹介会社(エージェント)です。
 昨年、採用活動の中でオープンカンパニーや1dayインターンに参加した学生の中に、頻繁にエージェントからの電話が、携帯に入っていた学生がいて、何社位に頼んでいるのかと問うと、8社にお願いしていると聞いて驚きましたが、今回、学校訪問の中で現役大学生にも話を聞く機会があり、学生達からは「キャリアセンターを利用する学生は、真剣に就活していない」という極端な声もあり、今回お話を伺った多くのキャリアセンターの方から〝エージェント〟はライバルというお話を伺いました。
 エージェントは近年、人材不足の追い風を受け、学生1人につき、100~120万円の費用で、企業に学生を紹介したり、3~7万円/人で、会社説明会に学生を送り込んだりしてくれます。
 一方、多少強引な集客と、紹介先から内定を取った学生が、辞退したいが、させてもらえないと言ったトラブルもあり、多くの学校のキャリアセンターが学生にエージェントの利用に警鐘をならしていて、エージェントの学内への立入を禁止しています。
 とはいうものの全てのエージェントが悪質なわけではなく、なかなか就活が上手く行かず、卒業ギリギリまで求職活動をしている学生に対し、エージェントと一緒に、就活支援を行っている学校(キャリアセンター)もあり、確かなエージェント選びが重要だと思います。

4.「会社の名声」より、「スキル・経験」

 学生の就活の軸が「給与」「年間休日」「職場環境」となると、確かにブランド力のある大企業や人気企業は魅力的です。しかし変化の激しい現代では、会社の知名度が必ずしも個人のキャリアを保証しません。超売手市場では、このような「給与」「年間休日」「職場環境」に加え「安定性(会社の規模等)」に目が行きがちですが、もっとも安定しているのは「会社が倒産しても、自分のスキルで即座に他社へ移れる」ことです。つまりブランド選びではなく「仕事」選びが大切ではないでしょうか。
●主体的に進められる仕事なのか
●早期にプロジェクトやマネジメントに関われる仕事なのか
●スキル、専門性が身に付く仕事なのか
若いうちでの就活に本当に必要なのは「将来、どの企業でも通用するスキルが身に付くか」だと思います。

5.真の市場価値とは

 「給料が高い」「休みが多い」「大企業」(だから安定している)で選び、「内定=成功」ではなく、「5年後、10年後にどのようなスキル・経験を持っていたいのか」から逆算して、3年後に自分が目指すキャリアの基盤を築けているかどうかが、真の成功基準です。
 超売手市場は学生の皆さんにとって、「より希望に叶う環境を自分で選べる」ご褒美期間ですが、「どこ(企業)に入るか」ではなく、「どんな仕事で、どんなキャリアを積むか」、この視点を持つ事で、このチャンスを活かし、キャリアの飛躍に繋げる事が出来るのではないでしょうか。
 自分自身の本当の市場価値とは、「市場の需要がある企業で、どのような貢献が出来たか」どうかではないでしょうか。

6.営業職、設計職希望のみなさんへ

 豊和開発株式会社では、主に施設不足が社会問題になっている保育や介護関連の福祉施設を中心に、独自の土地活用ビジネスモデルの基、BtoBとBtoCを同時進行させ、その相互均衡の中で契約を成立させるという非常に高度な営業手法と、その街のランドマークとなる社会貢献性が大きな施設を建築するプロジェクトに係る仕事を通じて、3年後に学生の皆さんが目指す5年後、10年後のキャリアの基盤となるスキルと経験を身に付けられる環境をご用意いたします。
 まずは「仕事」を知って頂くために、インターンシップ、オープンカンパニーへのお申込み、お問い合わせを随時受付けております。
【お問合せ先 06-6537-0202】