特別養護老人ホーム+小規模多機能ホーム
鉄筋コンクリート造・4階建
2806㎡ (848.82坪)
5453㎡
2021年
堺市に立地する、「特別養護老人ホーム」と「小規模多機能型居宅介護」の複合施設です。
建物名の”朱雀”とは、中国の神話で方角を司る四獣のうち、南方を守護する神獣で長生の神とされています。施主が「社会福祉法人 南の風」という法人名であることから、南方を守護する”朱雀”が施設名となりました。地域に根付いた地域づくりと御利用者様をお護りするという強い想いから名づけられました。
外観は、建物を正面から見てを左右で分けているように見せるデザインにすることによって、立体的なボリュームが大きくならないように配慮しました。また、屋外階段などの外壁付帯設備を建物に組み込むことで、一体化して見えるデザインとしました。
エントランスに入ると、正面にルーバーと大判の大理石調タイルの壁、右手側は石で仕上げられた壁面となっており、上品で重厚感のあるデザインとなっております。特別養護老人ホームは各10室×10ユニットで構成されており、ユニットごとに天井のアクセントクロスや照明器具のデザインを変えることにより、それぞれに特色をもたせました。